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化審法の第一種特定化学物質に係る追加措置をとりまとめました

本件の概要

平成27年9月18日に開催された化学物質審議会安全対策部会において、塩素数が2のポリ塩化ナフタレン並びにペンタクロロフェノールとその塩及びエステル 類が使用された製品で輸入禁止措置を講ずるもの等の規制措置について、結論が得られました。

1.これまでの経緯等

本年6月に開催された化学物質審議会審査部会(※1)において、塩素数が2のポ リ塩化ナフタレン並びにペンタクロロフェノールとその塩及びエステル類(※2)については、いずれも化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和 48 年法律第 117 号。以下「化審法」という。)に基づく第一種特定化学物質に指定すること が適当であるとの結論が得られました。
(※1)薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会、 新規化学物質の審査等に係る懇談会と合同で開催しました。
(※2)塩素数が2以上のポリ塩化ナフタレン並びにペンタクロロフェノールとその塩 及びエステル類は、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約第 7 回締約国会議(平成 27 年 5 月)において、廃絶対象に決定された化学物質です。
なお、塩素数が3以上のポリ塩化ナフタレンについては昭和 54 年に化審法の第一種特定化学物質に指定済みです。

2.審議結果

第一種特定化学物質に指定された化学物質については、化審法第 17 条及び第22条に基づき、その製造及び輸入が許可制となります。
本年9月18日に開催された 化学物質審議会安全対策部会(※3)を経て、化学物質審議会において、その他の具体的な規制措置について次のとおり結論が得られました。
(※3)薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会、 中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会と合同で開催しました。
①化審法第 24 条第 1 項に基づき、第一種特定化学物質が使用されている製品で 輸入してはならないものとして、政令で定めるべき製品について
塩素数が2のポリ塩化ナフタレンが使用されている輸入禁止製品については、塩素数が3以上のポリ塩化ナフタレンが使用されている輸入禁止製品と同様の3種類の製品を輸入禁止製品として指定することが適当であるとの結論が得られました。

第一種特定化学物質

製品(※4)

塩素数が2のポリ塩化ナフタレン

・潤滑油及び切削油
・木材用の防腐剤、防虫剤及びかび防止剤
・塗料(防腐用、防虫用又はかび防止用のものに限る。)

(※4)製品名称の表現ぶりは、今後変更されることがあります。
さらに、ペンタクロロフェノールとその塩及びエステル類が使用されている輸入禁止 製品については、今後、我が国に輸入される可能性があること等から、4種類の製品を輸入禁止製品として指定することが適当であるとの結論が得られました。

第一種特定化学物質

製品(※5)

ペンタクロロフェノールとその塩及びエステル類

・木材用の防腐剤、防虫剤及びかび防止剤
・防腐木材、防虫木材及びかび防止木材
・防腐合板、防虫合板及びかび防止合板
・にかわ

(※5)製品名称の表現ぶりは、今後変更されることがあります。
②化審法第 25 条に基づき、第一種特定化学物質が使用できる用途として、政令で定 める用途について
塩素数が2以上のポリ塩化ナフタレン並びにペンタクロロフェノールとその塩及びエス テル類については、他の物により代替が可能であることから、全ての用途について使用を禁止する措置を導入することが適当であるとの結論が得られました。

3.今後の予定

今後、審議の結果を踏まえた改正政令案についてパブリックコメントを実施するなど必要な手続きを進めてまいります。

担当

製造産業局化学物質管理課化学物質安全室
 

公表日

平成27年10月23日(金)

発表資料

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