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ベトナムにおける二国間クレジット制度(JCM)のプロジェクトが登録されました!~グリーンホスピタル促進プロジェクト~

本件の概要

12月8日に、JCM署名国であるベトナムにおける「グリーンホスピタル促進プロジェクト」について、JCMプロジェクトとしての登録手続きが完了しました。2013年にJCMを開始して、経済産業省によるNEDOを通じた実証事業として初のプロジェクト登録となります(11月30日付登録)。
経済産業省としては、引き続きJCMプロジェクトの構築進めてまいります。

1.本事業について

政府は、優れた低炭素技術・製品の途上国への普及等を積極的に推進して、世界規模での地球温暖化対策を進めていくため、途上国との間で「二国間クレジット制度(JCM/Joint Crediting Mechanism)」を推進しております。

本事業は、JCMプロジェクトとしての登録を目指して2013年に採択されたNEDOのJCM実証事業です。ベトナムのハノイとホーチミンの国営病院に、高効率性能のインバーターエアコンを設置し、それらを最適に制御するエネルギー・マネジメント・システム(EMS)を用いた技術実証を行うものです。また、同時に病院内の空気の質の改善も同時に行い、「グリーンホスピタル」の確立・促進を目指します。病院全体での省エネ効果は35%を見込んでおります。

■対象国:ベトナム社会主義共和国
■プロジェクト名:国営病院における省エネ/環境改善によるグリーンホスピタル促進事業
■プロジェクト実施者:NEDO(三菱電機株式会社、三菱商事株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社に委託)
■GHG排出削減量:574t-CO2/年(見込み)

2.今後の予定

今後は、本事業で導入したインバーターエアコンの性能評価を通じて、CO2排出削減量のモニタリングを行うとともに、JCMのルールに基づき、JCMクレジットの発行を行ってまいります。
(参考:実証サイトの国営病院(左)、病院に導入したインバーターエアコン(右))

 

 (参考:本プロジェクト概要図)
本プロジェクト概要図
 

(参考:二国間クレジット制度)
二国間クレジット制度は、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への我が国の貢献を定量的に評価するとともに、我が国の削減目標の達成に活用するものです。外務省、経済産業省、環境省の三省で関心国と二国間協議を進めており、これまでモンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ラオス、ベトナム、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー及びタイの計16か国と署名をしています。経済産業省では、具体的なプロジェクトの組成に向け、実現可能性調査や実証事業等を実施しています。
※上記16カ国に加え、フィリピンとは12月7日に二国間文書の合意に向けた覚書に署名。

担当

産業技術環境局 地球環境連携室

公表日

平成27年12月9日(水)

発表資料

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