経済産業省
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工場の保安レベルを自己診断し、自ら改善することが可能になります~製造現場の保安力が分かる現場保安力自己評価ツールを開発しました~

本件の概要

経済産業省は、製造現場における異常時の対応能力や危険予知能力(現場保安力)の向上を目的として、新たに、現場保安力を定量的に評価する現場保安力自己評価ツール(「現場保安力マトリクス」)と、保安力強化のための良好事例集を取りまとめました。

1.「現場保安力マトリクス」開発の背景

近年、産業事故の件数は減少傾向にある一方、重大事故は引き続き発生しています。これは、製造設備やプロセスに関する従業員の理解が不十分であったこと、保安に関する組織的な取組が不足していたことなどが要因です。今後、ベテラン従業員の引退が進む中、こうした課題に適切に対応し、現場保安力の維持・向上を図っていくことが急務となっています。

このため、経済産業省では、特定非営利活動法人安全工学会と共同で、自己診断により製造現場の保安力を定量的に評価する現場保安力自己評価シート「現場保安力マトリクス」と、そこから見えた弱みを改善する良好事例集を取りまとめました。こうした評価手法は、過去に例のないものです。

2.「現場保安力マトリクス」の活用方法

石油精製・石油化学などの事業所において、現場の担当者が、47項目(※)について5段階で評価します。その結果、現場保安力を構成する6つの要素の評価点がそれぞれ自動的に算出され、事業所の強み・弱みが分かります。

(※)47項目には、現場の主体的な安全活動/マネジメント/組織風土、に関連する内容が含まれます。

明らかになった弱みについては、それに対応する良好事例を参照することで、自社にあった改善策を検討することができます。また、専門機関の詳細な評価を受けることも推奨されます。

今後は、関連する業界団体や都道府県等と連携しながら、事業者の皆様に「現場保安力マトリクス」を積極的に御活用いいただき、現場保安力の維持・向上に努めてまいります。

「現場保安力マトリクス」の使用方法

マニュアルを活用しつつ、47の項目について自己採点を記入すると…

6つの構成要素の評価点が自動的に算出され、現場の強み、弱みが分かります。

 

3.「現場保安力マトリクス」資料について

下記のHPで、「現場保安力マトリクス」(評価シート(Excel))、「現場保安力評価マニュアル」・「良好事例集(現場保安力強化マニュアル)」がダウンロード出来ます。

担当

商務流通保安グループ保安課

公表日

平成28年4月18日(月)

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