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審査に対するユーザーの評価が向上しています(平成27年度審査の質についてのユーザー評価調査の結果)

本件の概要

調査の結果、審査の質全般についての評価は、特許・意匠・商標について、いずれも5段階評価の3以上の評価の割合が約9割を占める結果となりました。
特許審査に対する評価は、平成24年度の調査開始時より、5段階評価の4以上の評価の割合が年々向上し、平成27年度には半数を超えました。
また、意匠及び商標審査に対する印象変化については、改善傾向との回答が悪化傾向との回答を大幅に上回りました。
特許庁では、引き続き審査の質の維持・向上に努めてまいります。

 1.本調査の背景・経緯

特許庁は、企業のグローバルな事業展開を支援し、イノベーションの促進に寄与すべく、国際的に信頼される質の高い審査の実現を目指しています。
質の高い審査を実現するには、産業財産権制度ユーザーのニーズや期待を適切に把握し、特許庁内部の審査の質の向上のための取組に反映することが不可欠です。このような認識のもと、特許審査については平成24年度から、商標審査については平成26年度から、審査の質についてのユーザー評価調査を行っています。また、意匠審査については、平成27年度から新たに調査を開始しました。

2.調査結果の概要

(1) 特許審査
     

  • 特許審査を構成する手続毎の評価についても調査したところ、「拒絶理由通知等の記載・説明」が高い評価を受けており、それが全体の評価の向上に寄与していると推測されます。

  • 一方、「外国語の特許文献を含む技術文献の調査」について、「充実に向けて注力した方がよい項目」としての要望が多かったため、重点課題として取り組んでいきます。 

(2) 意匠審査
  
 

  • 意匠審査を構成する手続毎の評価についても調査したところ、審査官がユーザーと行う「コミュニケーション」が高い評価を受けました。               

  • 一方、「先行意匠調査」については、満足でないとの割合が比較的高いため、重点課題として取り組んでいきます。 

(3) 商標審査
  

  • 商標審査を構成する手続毎の評価についても調査したところ、「拒絶理由通知書における必要な説明・理解しやすい文言」が高い評価を受けました。

  • 一方、「識別性の判断」等については、満足でないとの割合が比較的高いため、重点課題として取り組んでいきます。

参考.調査方法の概要
特許・意匠・商標とも、審査の質全般と個別出願(特許・商標はサンプル抽出した案件、意匠は回答者自身が選択した案件)の各々について、5段階評価を得ました。また、今回の調査から、質全般の印象の変化を問う質問を追加しました。なお、特許については、国内出願とPCT出願(特許協力条約に基づく国際出願)とに分けて調査を実施しました。
 

(特許)合計で718者のユーザー、2759件の出願を対象に、平成27 年8 月~11 月に調査票の配付及び回収を順次実施。回答率は約9割。
(意匠)合計で329者のユーザー、144件の出願を対象に、平成27 年 9月~11 月に調査票の配付及び回収を順次実施。回答率は約8割。
(商標)合計で400者のユーザー、400件の出願を対象に、平成27 年9 月~11 月に調査票の配付及び回収を順次実施。回答率は約7割。
 

参考資料1:審査の質についての評価の分析概要
/press/2016/06/20160610001/20160610001-1.pdf
参考資料2:特許庁の審査の品質管理システム・特許審査の手続きの流れ
/press/2016/06/20160610001/20160610001-2.pdf

※平成27年度のユーザー評価調査報告書のURL:
(特許)http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/chousa/h27_shinsa_user.htm
(意匠)http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/chousa/isho_sinsa_h27.htm
(商標)http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/chousa/h27_shohyo_shinsa.htm

 

担当

特許庁総務部総務課

公表日

平成28年6月10日(金)

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