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水素燃料電池自動車の相互承認に関する省令等を制定しました~水素燃料電池自動車に関して国際相互承認が開始されることとなります~

本件の概要

経済産業省は、国土交通省と連携して、水素・燃料電池自動車の相互承認のための「水素及び燃料電池自動車に関する国連規則」の策定に参画し、平成27年6月に発効しました。
この国連規則発効に伴い、「国際相互承認に係る容器保安規則」等の必要な法令の制定及び改正を行いました。
本省令等により、例えば、水素・燃料電池自動車の燃料装置用の容器について、我が国の高圧ガス保安法を含め各国の関係法令に適合するものであれば、加盟国の法令で認められることになるため、当該容器等の輸出入の一層の効率化等に貢献します。

1.改正の背景

昭和33年(1958年)にジュネーブで策定された「車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な装置及び部品に係る統一的な技術上の要件の採択並びにこれらの要件に基づいて行われる認定の相互承認のための条件に関する協定」(平成10年条約第12号。以下「58協定」という。)(日本は1998年に加盟)に基づき、平成25年10月、EU(欧州連合)及びOICA(国際自動車工業連合会)から相互承認のために必要な規格等を定めた水素燃料電池自動車に関する国連規則(UNR134)の原案が提示され、平成27年6月に国連規則として成立しました。

今般、UNR134を国内に導入するため、「国際相互承認に係る容器保安規則」、「国際相互承認に係る容器保安規則に基づき容器の規格等の細目、容器再検査の方法等を定める告示」及び「国際相互承認に係る容器保安規則の機能性基準の運用について」を制定し、「容器保安規則」、「一般高圧ガス保安規則」、「コンビナート等保安規則」、「特定設備検査規則」、「高圧ガス保安法に基づく指定試験機関等に関する省令」及び「高圧ガス保安法及び関係政省令の運用及び解釈について(内規)」の一部を改正しました。

2.主な内容

(1)UNR134の規格の取り入れについて

容器及び附属品(以下「容器等」という。)の規格として、UNR134の規格を規定します。

ただし、UNR134では材料(水素脆化対策)に係る議論がまとまらず、材料の安全の確認は各国で確認することとされているため、材料については、従前通り国内の材料規格を適用することとします。

(2)相互承認制度に係るみなし規定について

①UNR134に基づき認定された容器・附属品の規格に係るみなし規定

58協定に加盟し、UNR134を採用している国(以下、「UNR134採用国」という。)が認定した容器等である場合は、我が国においても、容器等の規格に適合したものとみなします。

ただし、(1)の通り、材料(水素脆化対策)についての安全の確認は各国で確認することとされているため、材料について国内の材料規格に適合することが認められた容器等に限ることとします。

②UNR134に基づき認定された容器等の刻印等に係るみなし規定

UNR134の規格及び国内の材料の規格に適合することが認められた容器等については、UNR134採用国が、UNR134に基づき刻印等したものを我が国においても有効であるものとします。

(3)充口等に貼り付ける表示の方式について

充.口等に貼り付けるラベルの記載内容については、UNR134を踏まえて規定します。

(4)品質管理の方法等について

品質管理の方法及び検査のための組織の基準について、UNR134を踏まえて規定します。

(5)容器等の刻印内容について

容器等の刻印内容について、UNR134を踏まえて規定します。規格に適合していることを示す刻印は、Eマークとします。

(6)その他

国際相互承認に係る容器保安規則等の制定に伴って、「容器保安規則」、「一般高圧ガス保安規則」、「コンビナート等保安規則」、「特定設備検査規則」、「高圧ガス保安法に基づく指定試験機関等に関する省令」等の改正が必要であるため、必要な措置を行います。

担当

商務流通保安グループ 高圧ガス保安室

公表日

平成28年6月30日(木)

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