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世耕経済産業大臣が日ASEAN経済大臣会合等に出席しました

本件の概要

世耕経済産業大臣は、8月6日から7日の日程で、ラオス・ビエンチャンに出張し、日ASEAN経済大臣会合に出席しました。また、フィリピンのラモン・ロペス貿易産業大臣、タイのアピラディ・タントラポーン商業大臣及びミャンマーのタン・ミン商業大臣と二国間会談を行いました。今回の会合・会談では、ASEAN経済共同体が成立したことを受け、「新しい時代の日ASEAN協力」のあり方について議論し、日ASEANの連携による新産業創出など、今後10年の経済協力の方向性について合意しました。

1.日ASEAN間の経済産業協力の深化・拡大

日ASEAN経済大臣会合(6日)では、ASEAN経済共同体(AEC)が設立されたことと、世界の状況変化を踏まえ、「新しい時代の日ASEAN協力」について議論しました。
具体的には、世耕大臣から、
①サプライチェーンやハード・ソフトのインフラの整備という従来型の協力に加え、
②今後のASEANの経済発展を支える新産業創出のための協力に力を入れるとともに、
③質の高いメガFTAへのコミットメントとして、自由貿易の重要性を認識し、質の高いRCEPの実現を目指す、
という三本柱による日ASEAN協力を提案し、この内容を盛り込んだ日ASEANの今後10年の経済協力に関する「ロードマップ」に合意しました。
特に、新産業創出については、第四次産業革命のアジア展開を日本企業とASEAN企業との連携によって進めるための新しい枠組みである「日ASEANイノベーションネットワーク」を提唱し、ASEAN各国から、大きな期待と歓迎が寄せられました。
また、在ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)よりASEANに対し、日系在ASEAN企業約7000社の意見を集約した「要望と提案」の説明があり、ASEANから要望を実現していきたいとの回答がありました。
最後に世耕大臣から、ASEAN成立50周年となる来年、日本にASEAN各国の経済大臣を招く「ASEAN経済大臣ロードショー」の開催を検討していることを表明し、各国から歓迎の意向が示されました。

日ASEAN経済大臣会合

 (日ASEAN経済大臣会合)

2.各国との会談

フィリピンのラモン・ロペス貿易産業大臣、タイのアピラディ・タントラポーン商業大臣とのバイ会談では、いずれも先方から、TPPへの参加についての積極的な発言がありました。また、来年のASEAN議長国であるフィリピンのロペス大臣とは、来年の日本とASEANとの経済関係の強化について意見を交換しました。
ミャンマーのタン・ミン商業大臣とのバイ会談では、両国間の重要プロジェクトであるティラワSEZの開発に引き続き力を入れて取り組むことを確認するとともに、ティラワSEZの成功をミャンマー国内の産業発展につなげるための政策対話の枠組み「新ティラワ・イニシアティブ」を立ち上げることに合意しました。

フィリピン・ロペス大臣との会談 タイ・アビラディ大臣との会談
(左:フィリピン・ロペス大臣との会談 右:タイ・アピラディ大臣との会談)

担当

通商政策局アジア大洋州課

公表日

平成28年8月8日(月)

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