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フロン排出抑制法に基づくフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果(平成27年度分)を取りまとめました

本件の概要

平成27年4月に施行された「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以下「フロン排出抑制法」という。)に基づき、第一種フロン類再生業者は「フロン類の再生量等の報告」を、フロン類破壊業者は「フロン類の破壊量等の報告」を毎年度、主務大臣に対し行うことになっております。今般、経済産業省及び環境省は、第一種フロン類再生業者及びフロン類破壊業者から平成27年度分の報告を受け、その集計結果を取りまとめました。フロン排出抑制法の円滑な施行により、フロン類の回収・再生・破壊等が一層促進されるよう、環境省とも連携しつつ引き続き取り組んでまいります。

フロン類の再生量

1.集計結果の概要[表1・表2・図1参照]

第一種フロン類再生業者が再生したフロン類の再生量は約965トンとなりました。
フロン類の種類別に見ると、CFC(クロロフルオロカーボン)が約35トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約733トン、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が約197トンとなりました。

2.引取量及びフロン類破壊業者への引き渡し量[表1参照]

第一種フロン類再生業者が引き取った第一種特定製品から回収したフロン類は約1,042トンとなりました。再生されずにフロン類破壊業者へ引き渡したフロン類は約20トンとなりました。

フロン類の再生量等の集計結果(平成27年度分)[表1]
(単位:kg)
  CFC HCFC HFC 合計
年度当初の保管量 6,922 28,338 15,103 50,362
引き取った量の合計
【第1種(業務用冷凍空調機器)】
51,050 781,040 209,625 1,041,714
再生した量 35,313 733,029 196,628 964,970
フロン類破壊業者に引き渡した量 5,535 9,793 4,903 20,230
年度末の保管量 14,293 61,485 20,016 95,794

※小数点以下を四捨五入したため、表中の数字の和は必ずしも合計欄の値に一致しない。

[図1]
フロン類の種類別再生量(平成27年度)の円グラフ HCFC 733t 76%、HCF 197t 20%、CFC 35t 4%
《フロン類の種類別再生量の内訳》[表2]
(単位:kg)
CFC HCFC HFC
R11 15,057 R22 680,300 R32 0
R12 19,104 R123 52,729 R134a 31,135
R502 1,151   R404A 14,787
  R407C 48,326
R410A 102,380
(計) 35,313 (計) 733,029 (計) 196,628
  (合計) 964,970

【フロン類の破壊量】

  1. 集計結果の概要[表3・表4・図2・図3参照]フロン類破壊業者が破壊したフロン類の破壊量は約4,819トンであり、平成26年度の破壊量と比較して約7.2%の増加となりました。
    フロン類の種類別に見ると、CFC(クロロフルオロカーボン)が約190トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約2,464トン、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が約2,161トンであり、平成26年度に比べ、CFCの破壊量は約22.2%、HCFCの破壊量は約6.9%、HFCの破壊量は約6.2%、それぞれ増加しています。
  2. 特定製品別の引取量[表3参照]フロン類破壊業者が引き取ったフロン類の量をフロン排出抑制法による特定製品別に見ると、第一種特定製品(業務用冷凍空調機器)から回収したフロン類(注1)は約4,135トンで、平成26年度と比べ約10.8%の増加、第二種特定製品(自動車製造事業者等及び指定再資源化機関)から回収したフロン類(注2)は約720トンで、平成26年度と比べ約6.7%の減少となりました。

注1 フロン排出抑制法に基づき、平成27年度分から「第一種フロン類再生業者からの回収分」が追加となりました。
注2 平成26年度まで「カーエアコン」と標記していたものです。フロン類の回収は、平成17年1月から「使用済自動車の再資源化等に関する法律」に基づいて実施されています。

《フロン類の破壊量等の集計結果(平成27年度分)[表3]
(単位:kg)
  CFC HCFC HFC その他 合計
年度当初の保管量 9,589 102,948 81,137 21 193,695
第1種(業務用冷凍空調機器) 180,513 2,509,595 1,441,766 3,613 4,135,487
第2種(自動車製造事業者等及び指定再資源化機関) 8,159 0 712,296 0 720,455
引き取った量の合計 188,672 2,509,595 2,154,062 3,613 4,855,942
破壊した量 189,788 2,464,130 2,161,169 3,431 4,818,518
年度末の保管量 8,474 148,413 74,030 203 231,119

※小数点以下を四捨五入したため、表中の数字の和は必ずしも合計欄の値に一致しない。

[図2]
フロン類破壊量の推移 平成14年度から平成27年度までのフロン類破壊量の推移を種類別に棒グラフで表しています。推移の傾向(14年度から16年度、17年度減、18年度から20年度増、21年度減、22年度増、23年度多少減、24年度から26年度は現状維持、27年度は増)
[図3]
フロン類の種類別破壊量(平成27年度)の円グラフ HCFC 2,464t 51.1%、HCF 2,161t 44.9%CFC 190t 3.9%、その他 3.4t 0.07%
《フロン類の種類別破壊量の内訳》[表4]
(単位:kg)
CFC HCFC HFC その他
R11 135,959 R22 2,450,846 R23 3,174  
R12 38,477 R123 12,491 R32 23,227
R113 4,459 R124 30 R125 1,579
R114 1,996 R142b 7 R134a 829,006
R501 4 R409A 150 R143a 263
R502 8,685 R401A 607 R152a 23
R500 208     R236fa  
    R245fa 3,932
R404A 153,096
R407A 263
R407C 447,116
R407D 484
R407E 2,474
R410A 696,092
R410B 1
R507A 360
(計) 189,788 (計) 2,464,130 (計) 2,161,169 3,431
  (合計) 4,818,518

【今後の予定】

第一種特定製品から回収したフロン類の回収量等(平成27年度分)について、経済産業大臣及び環境大臣は、都道府県知事より第一種フロン類充填回収業者による回収量等の通知を受け、全国集計結果を取りまとめた上で本年中に公表する予定です。

担当

製造産業局 化学物質管理課 オゾン層保護等推進室

公表日

平成28年8月18日(木)

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