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カーボンナノチューブ複合樹脂塗膜、クラウドサービスの情報セキュリティ対策などのJISを制定・改正しました

本件の概要

JISは、製品の種類・寸法や品質・性能、安全性などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1度紹介しています。

1.今回のJIS規格制定・改正内容

(1)蛍光式酸素濃度計に関するJIS制定
幅広い使用環境での測定が可能な、蛍光式酸素濃度計については、これまで、客観的な方法がなかったため、「新市場創造型標準化制度」を活用して、性能や試験方法などを規定したJISを制定しました。これにより、新しい分野を含め、バイオテクノロジー分野や食品、化学工業など、幅広い分野での利用の拡大が期待されます(資料2)。


一般用/耐高圧蒸気滅菌用

(2)クラウドサービスのための情報セキュリティ管理策の実践の規範に関するJIS制定
クラウドサービスの普及を背景として、クラウドサービスの情報セキュリティ対策に関するガイドラインの国際規格であるISO/IEC27017に対応した日本工業規格[JIS Q 27017(JIS Q 27002に基づくクラウドサービスのための情報セキュリティ管理策の実践の規範)]が制定されました。これによって、より高いレベルの情報セキュリティ対策が適用された安全で安心なクラウドサービスが増えていくことが期待されます(資料3)。
 


JIS Q 27017とクラウドサービスの関係図
 

(3)カーボンナノチューブ複合樹脂塗膜に関するJIS制定
優れた耐久性と防食性を併せ持つ、カーボンナノチューブ複合樹脂塗膜について、これまで、その品質の客観的な評価方法がありませんでした。このため、「新市場創造型標準化制度」を活用して、品質や試験方法などを規定したJISを制定しました。これにより、新たな分野への展開を含め、社会インフラなど幅広い分野での利用の拡大が期待できます(資料4)。
 


塗膜中のカーボンナノチューブ(高分散)

2.JIS(日本工業規格)とは

JIS(Japanese Industrial Standards)とは、鉱工業品の品質の改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のため、工業標準化法に基づき制定される我が国の国家規格です。

JISは、製品の種類・寸法や品質・性能、安全性、それらを確認する試験方法や、要求される規格値などを定めており、生産者、使用者・消費者が安心して品質が良い製品を入手できるようにするために用いられています。

経済産業省では、技術の進歩や、安全性の向上等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。

JISについて、詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。
JISC 日本工業標準調査会
標準化・認証(METI/経済産業省)

JISは、日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)の審議を経て制定されます。このたび12月分のJISの制定・改正を行いました。

3.過去のニュースリリース(主要なJISの制定・改正の紹介)

こちらをご覧ください。

担当

産業技術環境局基準認証広報室

公表日

平成28年12月20日(火)

発表資料

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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