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ブルネイで特許が取得しやすくなります~特許審査ハイウェイ・プラス(PPHプラス)の開始~

本件の概要

日本国特許庁は2017年8月28日、ブルネイ・バンダルスリブガワンにて、ブルネイ知的財産庁との新たな特許審査協力を開始することに合意しました。この枠組は、ブルネイ知的財産庁における日本の特許審査結果の活用を促進するものであり、これにより我が国企業等がブルネイで特許をより早く取得できるようになります。
今後もブルネイを含むASEAN地域との協力を強化し、我が国企業のより円滑な国際事業展開を支援します。

1.概要

ASEAN地域は我が国企業等の今後の事業展開先として有望視されており、日本国特許庁としても、我が国企業等の円滑な事業展開のために、投資環境を整備する観点から、ASEAN地域の知的財産制度の整備・強化を支援しています。

その一環として日本国特許庁は8月28日、ブルネイ知的財産庁と、新たな特許審査協力となる“特許審査ハイウェイ・プラス(PPHプラス)”を開始することに合意しました。この枠組は、ブルネイ知的財産庁における日本の特許審査結果の活用を促進するものです。

これにより、ASEAN地域における、特許制度が整備された全ての国において、日本の特許審査結果を活用する枠組が導入されたことになります。

シンガポール フィリピン インドネシア タイ マレーシア
PPH
(2009/7-)
PPH
(2012/3-)
PPH
(2013/6-)
PPH
(2014/1-)
PPH
(2014/10-)
ベトナム カンボジア ラオス ブルネイ ミャンマー
PPH
(2016/4-)
CPG
(2016/7-)
CPG
(2016/11-)
PPHプラス
(2017/10-)
-
  • ASEAN地域における日本の特許審査結果を活用する枠組の導入状況
    • PPH:特許審査ハイウェイ(Patent Prosecution Highway)
    • CPG:特許の付与円滑化に関する協力(Cooperation for facilitating Patent Grant)
    • シンガポール、マレーシアには、自国制度として修正実体審査(Modified Substantive Examination)制度が存在し、日本を含む他国の審査結果を活用した早期の権利付与が可能
    • (※)平成29年8月時点では、ミャンマーは特許制度を始めとする知的財産制度が未整備

2.特許審査ハイウェイ・プラス(PPHプラス)について

日本で特許付与された出願の出願人が、ブルネイへ申請することにより、同出願人のブルネイにおける同内容の特許出願について、日本の審査結果を踏まえ、日本と同内容の権利を迅速に取得可能とする枠組です。この枠組では、ブルネイ知的財産庁にPPHプラス申請を行ってからおよそ2か月以内に迅速な権利付与が行われる見込みです。

なお、日本の審査結果を活用してPPHプラス申請を行うことによりブルネイで迅速な権利付与が行われるものであって、ブルネイの審査結果を踏まえて日本にPPHプラス申請を行うことはできません。

3.今後の予定

本協力を2017年10月1日に開始すべく、日本国特許庁はブルネイ知的財産庁との間で具体的な申請手続等を説明したガイドラインの調整を進めます。ガイドラインは両庁のホームページなどに掲載される予定です。

担当

特許庁総務部国際協力課長 星野
担当者:武井
電話:03-3581-1101(内線 2571) 
03-3503-4698(直通)
03-3581-0762(FAX)

公表日

平成29年8月29日(火)

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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