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ASEAN+3及び東アジアサミットのエネルギー大臣会合が開催されました

本件の概要

9月28日、フィリピン・マニラにおいて、ASEAN+3及び東アジアサミット(EAS)のエネルギー大臣会合が開催されました。両会合の成果は、「共同声明」としてとりまとめられました。また、エネルギー担当大臣等と会談を行いました。

1.ASEAN+3及び東アジアサミットエネルギー大臣会合

両会合は、エネルギー需要が増大するアジアにおいて、安定的なエネルギー供給及びエネルギーセキュリティ・気候変動対策を強化することを目的として、各国のエネルギー担当大臣が政策協調や国際協力に向けた議論を行う場です。
ASEAN+3エネルギー大臣会合には、ASEAN10ヶ国に加え、日、中、韓のエネルギー担当閣僚等が参加し、我が国からは竹谷厚経済産業省資源エネルギー庁国際資源エネルギー戦略統括調整官が参加しました。また、EASエネルギー大臣会合では、さらに、豪、ニュージーランド、ロシア、米国、インドが加わりました。
今回の会合で行われた主な議論は以下の通りです。

  1. アジアにおける天然ガス利用促進に向けた、共通認識の醸成と今後の取組み
    今回の会合では、天然ガスの利用促進が、地域の持続可能な成長及びエネルギーセキュリティ確保のために中心的な役割を果たすとの認識が各大臣により共有されました。
    また、昨年我が国より提案し、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)より実施された「アジアにおける天然ガス利用促進のための政策オプション調査」についての報告が行われ、東アジア地域における天然ガス需要は2030年までに現在の2倍以上に増加することや、そのために800億ドル以上のLNG分野への投資が必要であることが示されました。
    各国は、透明性が高く流動的なLNG市場の構築を進めていくため、LNG分野への投資促進や、天然ガス利用促進のための人材育成・法制度整備、LNGバンカリングやコジェネレーション等の需要開拓に向けて努力していくことで合意しました。
  2. ASEAN各国の進捗レベルに合わせた、きめの細かい省エネルギー協力等
    我が国よりASEAN各国の進捗レベルに合わせた、よりきめの細かい省エネルギー協力を強化していくことを提案し、各国から感謝の意が表されました。
    さらに、各国の政策立案に貢献するエネルギー政策研究を加速するため、2015年に我が国から提案し、ERIAが作成した「EAS中期エネルギー政策調査研究ロードマップ」が採択され、これが歓迎されました。今後、本ロードマップに基づき、ERIAを中心に各国のエネルギー研究者と連携してエネルギー政策研究を強化していくこととなります。
    この他、我が国が実施している、省エネルギー、原子力安全、石炭火力、石油セキュリティ構築の分野の人材育成事業が紹介され、参加国から感謝の意が表されました。

(東アジアサミット(EAS)エネルギー大臣会合)

(ASEAN+3エネルギー大臣会合)
 

2.エネルギー担当大臣等とのバイ会談

今回の会合で議長を務めたフィリピンのクシ・エネルギー大臣、また、ベトナムのヴオン商工副大臣、国際再生可能エネルギー機関IRENAのアミン事務局長と会談を行いました。
フィリピン及びベトナムにおける電力・天然ガス分野での協力やIRENAが推進しているアジアやアフリカへのアウトリーチ活動等への連携の確認を行いました。


(フィリピン・クシ大臣との会談)

(ベトナム・ヴオン商工副大臣との会談)

(IRENA・アミン事務局長との会談)
 

(別添1-1)第14回ASEAN+3エネルギー大臣会合 共同声明(原文)
(別添1-2)第14回ASEAN+3エネルギー大臣会合 共同声明(仮訳)
(別添2-1)第11回EASエネルギー大臣会合 共同声明(原文)
(別添2-2)第11回EASエネルギー大臣会合 共同声明(仮訳)

担当

資源エネルギー庁長官官房国際課海外エネルギーインフラ室長 小山担当:高柳、秋月
電話:03-3501-1511(内線4491)
03-3501-0598(直通)
03-3501-2305(FAX)

公表日

平成29年9月28日(木)

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