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リヤカー付三輪電動アシスト自転車のアシスト力が引き上がります~企業実証特例制度における実証結果を踏まえ、規制が緩和されます~

本件の概要

平成29年10月末を目途に、リヤカー付三輪電動アシスト自転車のアシスト力(人がペダルを踏む力に対して駆動補助機が補助する力の比率)の上限を、現行の2倍から3倍に引き上げる改正道路交通法施行規則が公布・施行されます。
これは、産業競争力強化法に基づく企業実証特例制度における実証結果を踏まえ、規制所管の国家公安委員会で検討を行った結果、規制が緩和されることになったものです。
今後は、リヤカー付三輪電動アシスト自転車の市場拡大や女性や高齢者等の多様な人材の確保による配送業界等における人手不足解消が期待されます。

1.企業実証特例制度について

産業競争力強化法に基づく企業実証特例制度は、企業単位で規制の特例措置を適用する制度です。民間企業が新事業活動を行うために必要な規制の特例措置の整備を政府に求め、政府において、事業所管大臣及び規制所管大臣による検討を行い、規制所管大臣において、その可否を判断するものです。

2.規制の特例措置と新事業活動計画について

電動アシスト自転車については、現行法令でアシスト力の上限を2倍と定めています。
この規制について、ヤマト運輸㈱及びヤマハ発動機㈱から特例措置の整備に関する求めがあり検討を行った結果、安全性の確保等を条件に、現行法令によるアシスト力の上限の2倍よりも大きい3倍のアシスト力を有するリヤカー付三輪電動アシスト自転車について、物流用途に限定して活用できるようにする特例措置が、平成26年4月24日付けで国家公安委員会所管の内閣府令により整備されました。
ヤマト運輸㈱及びヤマハ発動機㈱から共同で、3倍のアシスト力を有するリヤカー付三輪電動アシスト自転車を配送事業に活用する新事業活動計画について申請があり、審査を行った結果、要件を満たすものと認められるため、政府として平成26年9月18日付けで認定を行いました。
ヤマト運輸㈱及びヤマハ発動機㈱は、認定当初、東京都町田市のみで事業を実施していましたが、その後、地形や気候などの利用条件が異なる全国の複数地域(北海道、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、福岡県)に拡大する形で実証を継続し、様々な条件下での走行時の安全性等について十分な実証結果が得られたことから、平成29年9月30日付けで実証事業を終了しました。

3.規制の緩和について

これまでの実証結果を踏まえ、規制所管の国家公安委員会において、道路交通法施行規則の改正について検討を行い、リヤカー付三輪電動アシスト自転車のアシスト力の上限を、現行の2倍から3倍に引き上げる規制緩和がなされることとなりました。
平成29年10月末を目途に、改正道路交通法施行規則が公布・施行されます。
今後は、リヤカー付三輪電動アシスト自転車の市場拡大や女性や高齢者等の多様な人材の確保による配送業界等における人手不足解消が期待されます。

担当

製造産業局車両室長 塩手
担当者: 菅井、栗原
電話:03-3501-1511(内線 3581)
03-3501-1694(直通)
03-3501-6731(FAX)

公表日

平成29年10月19日(木)

関連資料

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