経済産業省
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東京ガス株式会社が自主交換しているガス栓において不正な作業がありました

本件の概要

東京ガス株式会社(法人番号:6010401020516)より、平成28年12月から、約45万件を対象に、空気抜き孔付き機器接続ガス栓を空気抜き孔の無いガス栓に自主交換する作業を進めていたところ、当該交換の一部において不正な作業があった旨、経済産業省に対し報告がありました。
これを受け、経済産業省は、本日、東京ガスに対し、厳重注意を行うとともに、必要な指示を行いました。

1.事象の概要

東京ガスでは、平成28年12月22日に約45万件を対象に空気抜き孔付き機器接続ガス栓の自主交換を発表し※、順次訪問の上、空気抜き孔の無いガス栓に交換する作業を進めていたところ、平成29年10月12日、東京都内で交換時の作業を原因とする漏えい着火事故(人的被害なし、コンロ及びガス管の一部を焼損)が発生しました。
※経済産業省においても同日付でニュースリリースを実施。

東京ガスにおいて事故の原因を調査していたところ、協力会社である東京ガスライフバル TAKEUCHI 株式会社(法人番号:9070001011568)の作業員がガス栓の交換において、施工不備に加え、気密試験※を実施せず、当該検査を行ったかのように作業報告していたことが判明しました。東京ガスライフバル TAKEUCHI における不正な作業は、気密試験の未実施が86件、気密試験を実施していたものの他の試験結果内容を報告していたものが2件、確認されました。
※気密試験:工事完了後規定の圧力を保持して、ガス管等からの漏えいのないことを確認する試験。

2.東京ガスの対応

既にガス栓の交換を行った約16万件について、類似の不正作業がないかを確認中です。不正な作業が疑われる場合には、速やかに需要家を訪問の上、安全性を確認する予定としています。
※ 東京ガスにおいて本日付でニュースリリースを実施。

3.経済産業省の対応

気密試験が実施されなかったことは、ガス事業法に基づき、東京ガスが経済産業大臣に届け出ている保安規程の遵守義務に抵触することから、本日、経済産業省は、東京ガスに対し、厳重注意するとともに、以下を指示しました。

  1. 今回、不正な作業が判明した交換工事(88件)について、1週間以内に需要家を巡回して気密試験を実施し、その健全性を確認すること。
  2. これまでに行った交換工事の全件(約16万件)について、不正な作業の有無を点検し、その結果を3週間以内に経済産業省まで報告するとともに、公表すること。仮に、同点検の過程で追加的な不正作業が判明した場合は、直ちに経済産業省まで報告し、更なる指示に従うこと。
  3. 本件に関する相談窓口の設置、全需要家(約16万件)への漏えい時の対応方法に係る周知など、需要家に対する丁寧な情報提供に努めること。
  4. 今回の不正作業の発生に係る原因究明、再発防止策について、1月以内に経済産業省まで報告すること。
  5. 上記4.の措置の実施状況について、報告のあった日から1年間、四半期ごとに経済産業省まで報告すること。

担当

産業保安グループガス安全室長 田村
担当者:遠藤、岡田
電話:03-3501-1511(内線 4932)
03-3501-4032(直通)
03-3501-1856(FAX)

公表日

平成29年10月31日(火)

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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