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鉄鋼グローバル・フォーラム閣僚会合が開催されました

本件の概要

11月30日、鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラム閣僚会合がドイツ連邦共和国・ベルリンで開催されました。
日本からは、柳瀬経済産業審議官が出席しました。

1.鉄鋼グローバル・フォーラム閣僚会合における合意

同会合では、市場歪曲的な政府支援措置の除去、国有企業と民間企業の同等の取り扱いなど、鉄鋼の過剰生産能力問題の解決のために各国が実施すべき6つの原則に合意しました。

今後は、今回合意した6つの原則を含めた具体的な政策的解決策を各国が着実に実施し、市場機能を強化していくことが求められており、同フォーラムにおいて実効性ある形で情報共有とレビューを進めることが必要です。我が国は、過去の構造調整の経験を活かしながら、関係国と協力して、引き続きこの問題の解決に積極的な役割を果たしてまいります。

閣僚会合で合意した6つの原則の概要

  1. グローバルな課題と集団的な解決策:鉄鋼の過剰生産能力は、市場機能の強化と能力削減のための解決策を必要とする世界的な課題。
  2. 市場歪曲的な政策支援措置の除去:政府及び関連機関による市場歪曲的な支援措置(非経済的な生産設備の維持、当該支援がなければ実現しない新規投資等への支援)を除去すべき。
  3. 公平な競争条件の確保:国有企業か民間企業かに関わらず、同等の規制(破産手続きを含む)に従い、公平な競争条件を確保すべき。
  4. 市場機能の確保:新規投資、生産、貿易のフローは、市場に基づく需給条件を反映すべき。
  5. 生産削減による構造調整の促進:構造調整を促進する一方、労働者とコミュニティに対する社会的コストを最小化する政策を推進すべき。
  6. 透明性の向上:メンバー間での定期的な情報共有を行うとともに、当該情報についてのレビュー(分析、評価、議論)を通じて透明性の向上を図る。

報告書の全文は、こちら外部リンクに掲載されています。

2.鉄鋼グローバル・フォーラムについて

鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラムは、2016年のG7伊勢志摩サミットにおいて初めて首脳レベルで鉄鋼の過剰生産能力が国際的な課題として取り上げられたことなどを受けて、G20杭州サミットにおいて設立が決定されました。同年12月にG20及びOECD加盟国のうち鉄鋼の過剰生産能力問題に関心を有する国からなる33か国・地域により設立され、これまで6回にわたり、事務レベルで各国の生産能力及び政府支援措置に係る情報共有、過剰生産能力問題解決に向けた政策的解決策について議論が行われていました。
今回の閣僚会合は2017年のG20ハンブルグサミットで求められた、過剰生産能力問題解決に向けた具体的な政策的解決策の報告となるものです。

担当

製造産業局金属課長 小見山
企画官 宮崎
担当者: 佐志田、中山
電話:03-3501-1511(内線 3661~6)
03-3501-1926(直通)
03-3501-0195(FAX)

通商政策局国際経済課長 柏原
担当者: 河原木
電話:03-3501-1511(内線 2971~4)
03-3501-1990(直通)
03-3580-8746(FAX)

公表日

平成29年12月4日(月)

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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