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世耕経済産業大臣がロシア連邦、インド、南アフリカ共和国に出張しました

本件の概要

世耕経済産業大臣は4月28日(土曜日)から5月5日(土曜日)の日程で、ロシア連邦(モスクワ、ヤマル)、インド(ベンガルール、デリー)、南アフリカ共和国(ヨハネスブルグ)を訪問しました。

1.ロシア

シュヴァロフ第一副首相及びオレシュキン経済発展大臣と会談し、第6回エネルギー・イニシアティブ協議会を開催するとともに、日本企業が建設に携わったヤマルLNGプラントを視察しました。

2.インド

世界有数のスタートアップ・エコシステムを擁するベンガルールを経済産業大臣として初めて訪問し、有識者との意見交換、視察、セミナーでのスピーチを行いました。続いて訪問したデリーでは、日印エネルギー対話に出席し、5名の閣僚と会談を行いました。
これらの訪問を通じて、ハードに強い日本とソフトに強いインドの連携によるデジタル面での日印協力の推進を確認するとともに、日印産業・エネルギー・セミナーにおいてスピーチを行い、下記(1)~(4)((1)~(3)はプラブー商工大臣と合意し、(4)はシン電力・新・再生可能エネルギー大臣と合意したもの)を発表しました。

  1. ベンガルールにおける「日印スタートアップハブ」の構築を含む、「日印スタートアップ・イニシアチブ」(大臣署名の共同声明)
  2. アジア・アフリカ地域における日印ビジネス協力
  3. 日本工業団地のプログレスレポート
  4. 「日印エネルギー転換協力プラン」の内容を含む、「第9回日印エネルギー対話共同声明」(大臣署名の共同声明)

3.南アフリカ

2016年8月のTICADVIで安倍総理が設立を表明した、「日アフリカ官民経済フォーラム」を主催しました。ラマポーザ南アフリカ大統領の出席を得て、アフリカ各国より閣僚級28名を含む42カ国、アフリカ企業約400社、日本企業100社以上、さらに欧州や中東等の第三国企業や国際機関を含む約2000名が参加し、日本企業のアフリカ・ビジネス拡大に向けた議論を行いました。また、ラマポーザ大統領への表敬を含む、合計18名のアフリカ首脳及び閣僚と会談を行いました。

1.ロシア

(1)シュヴァロフ第一副首相及びオレシュキン経済発展大臣との会談(28日)

本会談では、5月のあり得べき首脳会談において8項目の「協力プラン」に関して多くの具体的な成果を報告できるよう、今後特に注力していく案件などこれからの進め方について詰めの協議を行いました。今後、日露当局間で精力的に協議していくことで一致しました。

 

(2)第6回エネルギー・イニシアティブ協議会の開催(28日)

本協議会では、ノヴァク・エネルギー大臣とともに、炭化水素、原子力、省エネ・再エネの各分野における協力の進展を確認するとともに、5月のあり得べき総理訪露に向け、各案件を後押ししていくことで一致しました。

 

(3)ヤマルLNGプラントの視察(29日)

日本企業が建設に携わったヤマルLNGプラント視察するとともに、日露官民で意見交換を行いました。

 

2.インド

(1)印有識者との意見交換、スタートアップ関連視察及びスピーチ(4月30日)

世界有数のスタートアップ・エコシステムを擁するベンガルールを経済産業大臣として初めて訪問し、インドIT・ベンチャー企業有識者との意見交換及びスタートアップ企業の支援施設の視察を行いました。また、インド経営大学院バンガロール校(IIMB)でのセミナーにて約300名を前にスピーチを行い、2017年9月の日印首脳会談で合意された「日印スタートアップハブ」をベンガルールに構築することをアピールしました。

 

(2)日印エネルギー対話(5月1日)

シン電力・新・再生可能エネルギー大臣と共同議長を務める日印エネルギー対話を開催し、電力、再エネ、省エネ、石炭、石油・天然ガスの各分野における日印間のエネルギー協力の成果を確認しました。さらに、これらの協力を発展させつつ、水素についての協力や電気自動車分野との連携などを新たに包括し、インドのエネルギー転換・脱炭素化を促進する「日印エネルギー転換協力プラン」に合意し、同プランの内容を含む共同声明に署名しました。

 

(3)日印産業・エネルギー・セミナー(JETRO・NEDO主催)(5月1日)

約300名の日印の政府関係者及びビジネスリーダーに対してスピーチを行い、プラブー商工大臣と合意した、「日印スタートアップ・イニシアチブ(大臣署名の共同声明)」、アジア・アフリカ地域における日印ビジネス協力、日本工業団地のプログレスレポートについて発表しました。また、今回の日印エネルギー対話でシン電力・新・再生可能エネルギー大臣と合意した「日印エネルギー転換協力プラン」の内容を含む、「第9回日印エネルギー対話共同声明(大臣署名)」についても発表しました。

 

(4)インド政府要人との会談(5月1日)

<1>シンハ通信・鉄道大臣との会談

IoTの推進、セキュアな情報通信ネットワークインフラの構築、海底ケーブルなどのICT分野で、日印連携を進めていくことで一致しました。

 
<2>クマールNiti Aayog(政策委員会)副委員長との会談

今後の日印関係の更なる深化に向け、スタートアップやAI、次世代自動車、投資促進、高速鉄道など幅広い分野で協力関係を構築していくことで一致しました。

 
<3>プラダン石油・天然ガス大臣兼技能開発・起業促進大臣との会談

石油・天然ガス分野における協力関係について議論し、今後も両国間の協力関係を更に深めていくことで一致しました。製造業人材育成に関しては、5校・約600名の若者が日本式ものづくり学校(JIM)で学んでいること、三菱電機が5月から寄附講座(JEC)を開始することを紹介し、更に協力していくことで一致しました。

 
<4>プラサド電子・IT大臣との会談

両国のスタートアップ間の連携、サイバーセキュリティに関する協力、IT人材の交流等について意見交換を行い、ハードに強い日本とソフトに強いインドの連携により日印協力を更に発展させていくことで一致しました。

 

3.南アフリカ

(1)日アフリカ官民経済フォーラム(5月3日~4日)

オープニング・セッションでの開会挨拶を行うとともに、プレナリー・セッションでパネリストとして登壇しました。日本としてアフリカへの強いコミットメントを示すとともに、日本とアフリカの経済がwin-winで持続的に発展するための4つの柱として、(1)民間資金を活用したインフラ整備、(2)ビジネス分野の拡大、(3)プレイヤーの拡大、(4)ビジネス環境整備に取り組んでいくことの重要性を述べました。また、政府関係機関・国際機関・企業による日・アフリカ間の16本の協力覚書の交換に立ち会いました。フォーラムでの議論の結果について、別添のサマリーノートを取りまとめました。 

 

(2)主なアフリカ各国政府要人との会談(5月3日~4日)

<1>ラマポーザ南アフリカ大統領表敬

世耕大臣より、日本企業が南アフリカの雇用創出に貢献していること、大統領の指導によりビジネス環境整備が進めば、今以上に投資・雇用拡大につながると述べました。ラマポーザ大統領からは、今回のフォーラムが成功裡に進んでいることに謝意が表されるとともに、日本は長年、南アフリカにとって良きビジネスパートナーであり、今後この関係がさらに発展することへの強い期待が示されました。

 
<2>デービス南アフリカ貿易産業大臣との会談

デービス大臣より、開催国として、今回のフォーラムに多くの日本企業が参加していることについて謝意が表されました。また、再生可能エネルギーや電力分野でのインフラ投資、人材育成、アフリカ諸国への進出に向けた日・南ア企業の協力関係の強化について意見交換するとともに、二国間のビジネス交流を相互に進めていくことで一致しました。

 
<3>主なアフリカ諸国の閣僚との会談

アフリカ各国のインフラ・エネルギー・産業・鉱物分野の担当大臣等と、各分野における協力について意見交換を行いました。各閣僚からは、日本に対し、インフラ整備、人材育成、日本企業の更なる進出への期待が示されました。今後、アフリカ各国との協力関係を強化していくことで一致しました。

【閣僚レベル協議(会談順)】


南アフリカ共和国
ハデベ・エネルギー大臣との会談

ケニア共和国
マチャリア運輸・インフラ・都市開発大臣との会談
 

アンゴラ共和国
フォンセカ経済企画大臣及び
ダ・シルヴァ工業大臣との会談

ザンビア共和国
ムスクワ鉱山・鉱物開発大臣、ムシンバ情報通信大臣、
及びチトテラ住宅インフラ開発大臣との会談 
 

タンザニア連合共和国
カレマニ・エネルギー大臣との会談
 

担当

(ロシア)
通商政策局 欧州課長 南
担当:ロシア・中央アジア・コーカサス室 岡本
電話:03-3501-1151(内線3005~7)
03-3501-2838(直通)
03-3580-5880(FAX)

(インド)
通商政策局 南西アジア室長 阿部
担当:細沼
電話:03-3501-1511(内線3011~3015)
03-3501-1953(直通)
03-3501-5898(FAX)

(南アフリカ共和国)
通商政策局 アフリカ室長 上野
担当:鈴木
電話:03-3501-1511(内線3008)
03-3501-2283(直通)
03-3501-5876(FAX)

公表日

平成30年5月7日(月)

関連資料

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