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北海道胆振地方中東部を震源とする地震の被害・対応状況について(9月7日(金曜日)6時00分時点)

2018年9月7日

経済産業省関連の被害状況は、現時点で把握している限りでは以下のとおり。
Twitter「経済産業省@meti_NIPPON」でも、最新状況を発信しています。
【2018年9月7日7時25分発表資料差し替え】「1.電力」の停電戸数及び復旧戸数について修正しました。

1.電 力 (9月7日6時00分時点)

    停電戸数 約164万戸
 
〇最大停電戸数:約295万戸
○昨日昼頃より一部地域に電力供給を開始し、約131万戸が復旧。

 
【停電の原因】
 ※需給の大半を占める火力発電所が密集するエリアでの地震により、火力がトリップしたことによる供給力の不足(水力は立ち上げているものの、全体の需要を賄うには不足。)。
 
【各発電所の再稼働に関する状況】【9月7 5時00分時点】
 ※北海道電力等の水力発電所のうち55発電所(高見、東の沢、雨竜、金山等)が再起動済み。 
 ※砂川火力発電所3号機(12.5万kW)、4号機(12.5万kW)、奈井江火力発電所2号機(17.5万kW)及び知内火力発電所1号機(35万kW)等の火力発電についても再稼働済み。
 ※広域機関の指示に基づき北本連系線(60 万kW)を介して、段階的に融通を実施予定。(7時30分までに30万kWを融通)
 ※現状、154万kWの供給力を確保
 
【発電機車の配備】
※病院などの重要施設への電気の供給のための電源車の配備も早急に進めている。
※政府からの指示に基づき、北海道電力だけでなく東北電力、東京電力、北陸電力からも、この電源車を派遣中。
※北海道電力管内の発電機車は高圧で25台であり、順次優先供給先に配備中。他電力の発電機車は、東北電力から10台、東京電力から10台到着済み。
 
【その他】 
 〇送配電設備については、送電鉄塔2基の倒壊が確認され、復旧作業中。
 〇青函トンネルの排水ポンプ及びJR千歳線への電源供給を開始。

2.都市ガス等(9月7日 6時00分時点)

【都市ガス・LPガス・旧簡易ガス】
〇現時点で被害なし。引き続き情報収集中。

【熱供給】
停電のため熱供給に係る供給停止が発生中
〇苫小牧エネルギー公社 苫小牧中心街南地域(温水):約700戸
〇苫小牧熱供給 苫小牧市西部地域(温水):約2,400戸
〇苫小牧熱サービス 苫小牧市日新団地地域(温水):約850戸
〇北海道熱供給公社 札幌市都心地域(温水、蒸気、冷水):約90戸
札幌市光星地域(温水):約1,700戸
〇北海道地域暖房 厚別地域(温水、蒸気):約5,400戸
真駒内地域(温水):0戸(復旧済み)
〇エナジーソリューション 小樽ベイシティ地域(温水):約270戸
以上、いずれも設備被害はなく、復電後復旧の見込み。


3.製油所・油槽所・備蓄基地・コンビナート(9月7日6時00分時点)

【製油所】
〇苫小牧市 出光 北海道製油所 設備被害なし(火災・漏洩なし、職員の無事確認、精製・出荷設備自動停止中)
【油槽所】
〇室蘭市 JXTG 室蘭製造所 設備被害なし(自家発電で出荷可能、出荷待ち)
〇苫小牧市 東西OT 苫小牧油槽所 設備被害なし(停電中)
〇苫小牧市 JONET 苫小牧油槽所 設備被害なし(非常用発電で出荷可能、出荷中)
〇留萌市 JXTG 留萌油槽所 設備被害なし(非常用発電で出荷可能、出荷中)
〇その他道内油槽所 設備被害なし
うち、(JXTG)稚内油槽所、釧路西港油槽所(非常用発電で出荷可能、出荷中)
(昭シ)釧路西港油槽所(非常用発電で出荷可能、出荷中)
(出光)函館油槽所、釧路油槽所(非常用発電で出荷可能、出荷中)
(コスモ)函館物流基地(非常用発電で出荷可能、出荷中)
【備蓄基地】
〇被害なし。
【コンビナート】
〇新日本住金室蘭製鉄所敷地内の事業者である三菱製鋼で、冷却水が止まり、鉄の輻射熱で周囲装置に着火する火災が発生。既に制圧済みで、被害拡大の恐れなし。人的被害なし。
【LPガス基地】
〇苫小牧市 アストモス苫小牧基地 設備被害なし(停電のため出荷停止)
〇石狩市 ENEOSグローブ石狩ガスターミナル 設備被害なし(停電のため出荷停止)
※その他、充填所については被害情報なし。非常用発電機で機能維持中。

4.石油(SS)(9月6日20時00分時点)

〇現在、自家発電機を有し、停電時にも稼働可能な中核SSなど約300か所のうち、現時点までに約170カ所の営業を確認。
○それ以外の一般SS約1,500か所についても、電力の復旧に伴い、順次営業を再開していく見通し。

5.火薬類

〇現時点で被害なし。引き続き、被害情報集中。

6.工業用水道(9月6日19時00分時点)

〇道内全7事業について、1事業が漏水復旧作業のため給水を一時停止しているが、他の6事業は給水中。(配水ポンプは自家発電により運転中)


7.工場等の停止状況(9月6日12時00分時点)

〇電力供給不足により、多くの工場停止の報告があり、引き続き注視が必要。

8.中小企業・小規模事業者対策(9月6日18時00分時点)

〇北海道内179市町村に災害救助法が適用されたことを受けて、以下の被災中小企業・小規
   模事業対策を実施する。
   (1)特別相談窓口の設置
   (2)日本政策金融公庫による災害復旧貸付の実施
   (3)セーフティネット保証4号の適用
   (4)既往債務の返済条件緩和等の対応
   (5)小規模企業共済災害時貸付の適用

9.その他

【苫小牧沖海底下CCS事業】
○施設の異常はなし。念のためCO2の漏出の有無についても確認中。
 

担当

大臣官房 広報室
太刀川、中村、藤井
電話:03-3501-1511(内線 2276)
03-3501-2857(直通)
03-3501-6942(FAX)