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北海道胆振地方中東部を震源とする地震の被害・対応状況について(9月9日(日曜日)5時30分時点)

2018年9月9日

経済産業省関連の被害状況は、現時点で把握している限りでは以下のとおり。
Twitter「経済産業省@meti_NIPPON」でも、最新状況を発信しています。

1.電 力 (9月9日5時00分時点)

    停電戸数 456戸
 
〇最大停電戸数:約295万戸  
○昨日昼頃より一部地域に電力供給を開始し、約294万戸が復旧。 
 
【停電の原因】 
 ※需給の大半を占める火力発電所が密集するエリアでの地震により、火力がトリップしたことによる供給力の不足。 
 
【各発電所の再稼働に関する状況】【9月9日 5時00分時点】 
 ※北海道電力等の水力発電所のうち77発電所(高見、東の沢、雨竜、金山等)が再起動済み。  
 ※砂川火力発電所3号機(12.5万kW)、4号機(12.5万kW)、奈井江火力発電所2号機(17.5万kW)、知内火力発電所1号機(35万kW)及び伊達火力発電所1号機(35万kW)、2号機(35万kW)等の火力発電について再稼働済み。
 ※広域機関の指示に基づき北本連系線(60 万kW)を介して、最大限の融通を実施(60万kW)
 ※現在、事業者の自家発電などを含め、最大346万kW程度の供給力を確保
 
【発電機車の配備】 
※病院などの重要施設への電気の供給のための電源車の配備も早急に進めている。
※政府からの指示に基づき、北海道電力だけでなく東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力からも、この電源車を派遣中。
※北海道電力管内の発電機車は高圧で23台であり、順次優先供給先に配備中。他電力の発電機車は、東北電力・東京電力からの115台が既に到着し、本日中に新たに18台、以降約20台が加わる予定。 
 
【その他】  
 〇送配電設備については、電柱の倒壊や土砂崩れに伴う流出、送電鉄塔の倒壊が確認され、復旧作業中。
 〇札幌市内の一部を除いて、JR北海道の全ての区間に対して電力供給を開始。


2.都市ガス等(9月9日 5時30分時点)

【都市ガス・LPガス・旧簡易ガス】
〇現時点で被害なし。引き続き情報収集中。
【熱供給】
停電のため熱供給に係る供給停止が発生中
〇苫小牧熱サービス 苫小牧市日新団地地域(温水):0戸(復旧済み)

3.製油所・油槽所・備蓄基地・コンビナート(9月8日21時00分時点)

【製油所】8日21時00分
〇苫小牧市 出光 北海道製油所 設備被害なし(火災・漏洩なし、職員の無事確認、精製設備自動停止中、停電中、非常用発電にて一部出荷再開)
【油槽所】8日21時00分
〇室蘭市 JXTG 室蘭製造所 設備被害なし(出荷中)
〇苫小牧市 東西OT 苫小牧油槽所 設備被害なし(停電復旧、出荷中)
〇苫小牧市 JONET 苫小牧油槽所 設備被害なし(停電復旧、出荷中)
〇留萌市 JXTG 留萌油槽所 設備被害なし(停電復旧、出荷中)
〇その他道内油槽所 設備被害なし
うち、(JXTG)稚内油槽所(停電復旧、出荷中)
釧路西港油槽所(停電復旧、出荷中)
(東西OT)釧路油槽所(停電復旧、出荷中)
(昭シ)釧路西港油槽所(停電復旧、出荷中)
(出光)函館油槽所(停電復旧、出荷中)
釧路油槽所(停電復旧、出荷中)
(コスモ)函館物流基地(停電復旧、出荷中)
【備蓄基地】
〇被害なし。
【コンビナート】
〇新日本住金室蘭製鉄所敷地内の事業者である三菱製鋼で、冷却水が止まり、鉄の輻射熱で周囲装置に着火する火災が発生。既に制圧済みで、被害拡大の恐れなし。人的被害なし。
【LPガス基地】
〇苫小牧市 アストモス苫小牧基地 設備被害なし(非常電源配備、出荷再開)
〇石狩市 ENEOSグローブ石狩ガスターミナル 設備被害なし(停電のため出荷停止)
※その他、充填所については被害情報なし。非常用発電機で機能維持中。

4.石油(SS)(9月8日12時00分時点)

〇現在、自家発電機を有し、停電時にも稼働可能な中核SSなど約300か所のうち、現時点までに約260カ所の営業を確認。
○これを含め、道内約1800か所のうち約8割以上が営業可能。

5.火薬類

〇現時点で被害なし。引き続き、被害情報集中。

6.工業用水道(9月8日12時00分時点)

〇道内の7事業全て復電により通常の給水を再開。


7.工場等の停止状況(9月8日13時00分時点)

〇停電等により、道内の多くの工場が停止していると報告を受けており、引き続き注視が必要。

8.中小企業・小規模事業者対策(9月6日18時00分時点)

〇北海道内179市町村に災害救助法が適用されたことを受けて、以下の被災中小企業・小規
   模事業対策を実施する。
   (1)特別相談窓口の設置
   (2)日本政策金融公庫による災害復旧貸付の実施
   (3)セーフティネット保証4号の適用
   (4)既往債務の返済条件緩和等の対応
   (5)小規模企業共済災害時貸付の適用


9.コンビニエンスストア・スーパー(9月8日14時00分時点)

〇店舗破損等の影響で指定公共機関のコンビニエンスストア・スーパー等において一時営業停止中(181店舗)。

10.避難所への物資の供給状況(9月8日24時00分時点)

〇避難所での生活環境の改善あるいは復興に向けて必要な物資調達を実施。
【個別物資の供給状況】
・扇風機
9月8日(土曜日)に苫小牧の道物資拠点へ50台が到着済み。
・携帯用充電池・乾電池
9月8日(土曜日)に同物資拠点へ携帯用充電池2300個、乾電池1万本が到着済み。
・段ボールベッド
9月8日(土曜日)に厚真町の避難所などへ向けて400個発送済み、9月9日(日曜日)より順次到着予定。
・その他の物資(肌着、靴下、毛布など)
9月10日(月曜日)以降同物資拠点へ、順次到着予定。

11.その他

【苫小牧沖海底下CCS事業】
○施設の異常はなし。念のためCO2の漏出の有無についても確認中。

 

担当

大臣官房 広報室長 若林
太刀川、中村、藤井
電話:03-3501-1511(内線 2276)
03-3501-2857(直通)
03-3501-6942(FAX)