日本とアフリカの知財協力10年の収穫祭

2018年10月2日

9月24日からジュネーブで開催されている第58回世界知的所有権機関(WIPO)加盟国総会において、アフリカ及び後発開発途上国向け知財支援のために日本が拠出して設立したWIPOのファンド事業の10周年記念イベントを開催しました。
カラフルでポップな柄のアフリカの生地から作られ、日本の帯を合わせたフュージョン着物のファッションショー、日本の伝統的な和楽器である三味線と和太鼓によるモダンで迫力のあるアップビートな楽曲の演奏を、各国代表の大勢の観客が食事も忘れ見入って手拍子を叩くなど、会場は大いに盛り上がりました。
また、会場にブースを設置し、ファンド事業を通じたこれまでのアフリカとの協力成果等についてパネル展示しました。

1.10周年記念イベントのデザイン・コンセプト

秋の中頃、収穫を感謝してお月見をするのは、日本古来の文化です。月が世界中を等しく照らすように、知財が世界中の人々をあまねく幸福にすることを願いつつ、日本とアフリカによる、これまで10年の協力成果の収穫を祝って、9月25日の満月の夜を総会出席者の皆様と楽しむことをイベントのコンセプトとしました。特許庁の宗像長官が、ファンド事業の一つ、ケニアのタイタ・バスケットのブランディングとその成果を紹介し、夜空に浮かぶ満月を表現したバスケットをイベント出席者へのお土産として披露しました。そして、日本とアフリカの文化が融合した、実り豊かなファッションと音楽のイベントに誘いました。

2.WAFRICAファッションショー

カメルーン出身のデザイナー、セルジュ・ムアング氏の手による、豊かにあふれる色彩に満ちたWAFRICAの着物ファッションショーが各国代表の目の前に展開されました。

日本とアフリカの文化を融合し、新たに創造された着物のコレクションです。
二つの異なる服飾文化が見事に調和し、日本とアフリカの協力、未来志向が表現されました。

 

3.井坂流喜楽座のパフォーマンス

日本の伝統楽器、三味線と和太鼓により、卓越した演奏家の若者達が迫力あるパフォーマンスを繰り広げました。

様々な国から出席している代表団の観客を巻き込み、各国文化の違いを超えて、音楽で会場に一体感をもたらしました。

4.鏡開き

WIPO・日本・アフリカ、それぞれの代表が木槌を手に取り、三者の協力関係が今後もさらに実りあるものとなることを願いつつ、力を合わせて鏡開きを行いました。

担当