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「平成30年7-9月期地域経済産業調査」をまとめました

2018年10月24日

経済産業省は、各地域の経済動向を把握するために、各地方経済産業局が四半期ごとに行っている地域経済産業調査の結果を取りまとめました。

【今回の調査結果のポイント】
全体の景況判断は、前期から据え置き、「緩やかに改善している」としました。
なお、相次いでいる自然災害の経済に与える影響に十分留意する必要があります。
地域別の景況判断は、北海道、中国で下方修正し、その他の地域は据え置きました。

1.地域経済産業調査について

各地方経済産業局が管内の企業等に対して、業況、生産、設備投資などの地域ごとの経済動向を把握するために四半期ごとにヒアリング調査等を実施し、その結果を集約・分析しているものです。

2.全体総括

緩やかに改善している(→)

生産は、豪雨や地震による一時的な減産や通商問題に対する懸念はあるものの、はん用・生産用・業務用機械が半導体関連で堅調、輸送機械が乗用車等で堅調など、概ね堅調に推移しています。設備投資は、生産能力の増強や省人化のための投資で積極的な動きとなっています。雇用は、有効求人倍率が高水準で推移しています。個人消費は、天候不順等の影響で一部に弱い動きがみられるものの、高額品は引き続き好調です。

なお、相次いでいる自然災害の経済に与える影響に十分留意する必要があります。

3.各地域の概要

【北海道】 持ち直しているものの、北海道胆振東部地震の影響により弱含んでいる(↘)
生産は、石油製品が増産するものの、農業機械や半導体部品の減産から、弱含んでいます。個人消費は、飲食料品や免税売上が堅調で持ち直していますが、観光は地震の影響から宿泊キャンセルが多数発生しています。

【東北】 一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに持ち直している(→)
生産は、生産用機械が半導体関連、自動車向けで高水準で持ち直しの動きがみられます。個人消費は、暑さ対策用品、涼味商材等が好調でしたが、衣料品等がふるわず足踏み状態です。

【関東】 改善している(→)
生産は、堅調に推移しているものの、部品不足による生産活動への制約や海外動向への懸念も出ています。雇用情勢は、着実に改善しています。個人消費は、天候の影響を受けながらも持ち直しています。

【東海】 改善している(→)
生産は、輸送機械が高水準で推移し、電子部品・デバイスが増加しています。個人消費は、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどが堅調であることから、緩やかに持ち直しています。

【北陸】 改善している(→)
生産は、化学、電子部品・デバイスを中心に高水準で推移しています。個人消費は、食料品を中心に好調な動きがあり、持ち直しています。

【近畿】 緩やかに改善している(→)
生産は、はん用・生産用・業務用機械、電気機械を中心に緩やかな持ち直しの動きがみられます。個人消費は、平成30年7月豪雨や台風などの影響を受け、弱い動きがみられるものの、免税品や高額品が引き続き好調で緩やかに改善しています。

【中国】 一部に弱い動きがみられるものの、基調としては持ち直している(↘)
生産は、平成30年7月豪雨の影響により一時的に低下しましたが各業種とも回復の動きがみられます。個人消費は、天候要因が客足に影響し、持ち直しの動きに足踏み感がみられます。

【四国】 緩やかに持ち直している(→)
生産は、電気機械、パルプ・紙・紙加工品等の一部にやや弱い動きがみられ一進一退です。個人消費は、天候不順等が客数や販売額に影響するなど、一部に弱い動きがみられるものの持ち直しの動きとなっています。

【九州】 緩やかに改善している(→)
生産は、高い水準を維持しています。設備投資は、増産に向けた投資及び新規出店及び店舗の建て替え等への投資がみられます。個人消費は、猛暑等により飲食料品やUV関連商品に動きがみられ、高額品及び化粧品等も引き続き堅調に推移しています。

【沖縄】 改善が続いている(→)
観光客数の増加、雇用環境の改善等を背景に、個人消費は改善が続いています。また、企業の設備投資も持ち直しています。

※前回調査時の景況判断と比較して、上方に変更の場合は「↗」、変更がない場合は「→」、下方に変更の場合は「↘」としています。

関連資料

担当

地域経済産業グループ 地域経済産業調査室長 桃井
担当者:春田、美留町、芳賀
電 話:03-3501-1511(内線:2731~4)
03-3580-4987(直通)