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「奈良墨」、「三線」を伝統的工芸品として指定しました

2018年11月7日

本日、経済産業省は、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(以下「伝産法」)に定める伝統的工芸品として、奈良県の「奈良墨」、沖縄県の「三線」の2品目を新たに指定しました。

1.伝統的工芸品の新規指定等について

奈良県の「奈良墨」、沖縄県の「三線」は、平成30年8月16日に開催した産業構造審議会製造産業分科会伝統的工芸品指定小委員会において審議を行った結果、新規指定することについて了承されたことから、本日、官報告示によって、経済産業大臣指定品目となりました(最近の新規指定状況は参考(1)を御参照下さい)。これにより、伝統的工芸品は232品目となります(指定品目一覧は参考(3)を御参照下さい)。

また、併せて、富山県の伝統的工芸品「高岡銅器(昭和50年指定)」の指定内容の変更として、技法の追加を行いました。


2.新規指定品目の概要

(1) 奈良墨

奈良墨は、奈良県奈良市において生産されている墨です。明日香の地で始まったとされ、都が京都へ移ってからも奈良には多くの社寺があることから、写経や学問に必要な墨の工房は奈良に留まりました。奈良県奈良市にある興福寺二諦坊の燈明の煤を集めて作ったとされている油煙墨が、良質な「奈良墨」として名声を得て以降、現在まで長い伝統を保持しています。

(2) 三線

三線は、沖縄県那覇市等において生産されている楽器です。琉球王国時代に中国よりその原型が持ち込まれ、宮廷楽器として発展。その後庶民へも広く普及していき、現在は世界遺産に登録された組踊や琉球歌劇、民謡、ポップスなど様々な音楽シーンにおいて欠かせない楽器となっています。

(参考)伝統的工芸品産業の振興に関する法律とは

伝統的工芸品産業の振興により、国民生活に豊かさと潤いを与えるとともに、伝統的技術・技法の伝承や地域の経済発展・雇用の創出に寄与することを目的とした法律です。同法律に基づいて指定※する伝統的工芸品は、同法律に基づく各種振興施策の対象となります(法律の抜粋は参考(2)を御参照ください)。

※5つの要件((1)日用品であること、(2)手工業的であること、(3)伝統的な(100年以上)技術・技法であること、(4)伝統的に使用された原材料であること、(5)一定の地域で産地形成がなされていること)を満たすことが必要です。

関連資料

関連リンク

担当

製造産業局 生活製品課 伝統的工芸品産業室長 栗田
担当者:今利、鴨志田
電話:03-3501-1511(内線 3896~8)
03-3501-3544(直通)