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日本工業規格(JIS)を制定・改正しました(平成30年11月分)

スマートフォン等に用いられるグラファイトシートの放熱性、通信機器のアクセシビリティなどのJISを制定・改正

2018年11月20日

JISは、製品の種類・寸法や品質・性能、安全性などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1度紹介しています。

1.今回のJIS規格制定・改正内容

今回は、21件の制定及び11件の改正を行いました(資料1)。中でも、以下のJISの制定は特に重要です。

(1) スマートフォン等に用いられるグラファイトシートの放熱性に関するJIS制定

放熱性グラファイトシートはその高い熱拡散性を利用して、近年普及がめざましいスマートフォンやタブレット端末といった小型の電子機器の放熱材料として用いられています。しかしながら熱拡散率を簡便に求める方法がありませんでした。
このため、「新市場創造型標準化制度」を活用して、JIS R 7240(放熱用グラファイトシートの熱拡散率の求め方)を制定しました。本JISの制定により、放熱性グラファイトシートの熱特性の簡便で適正な性能評価が可能となり、高性能品の開発促進や国内への粗悪品の流入の防止が期待されます。


グラファイトシート外観

(2) 通信機器のアクセシビリティに関するJIS改正

インターネットが普及した社会において電気通信機器は不可欠のアイテムとなっており、JIS(日本工業規格)では、高齢者や障害者においても不便なく、携帯電話等の電気通信機器を利用できるようにするため、これまで高齢者や障害者等に配慮した設計指針を制定してまいりました。今般、通信機器の多機能化、小型化が進み、またスマートフォンのようなタッチパネルの操作がめざましく普及したことから、これら技術の進歩を踏まえてJIS X8341-4を改正しました。本JISの活用により、高齢者や障害者にもこれらの機器を容易に使用できるようになり、より一層の活用の場が広がるとともに、通信機器のさらなる需要拡大が期待されます。

2.JIS(日本工業規格)とは

JIS(Japanese Industrial Standards)とは、鉱工業品の品質の改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のため、工業標準化法に基づき制定される我が国の国家規格です。

JISは、製品の種類・寸法や品質・性能、安全性、それらを確認する試験方法や、要求される規格値などを定めており、生産者、使用者・消費者が安心して品質が良い製品を入手できるようにするために用いられています。

経済産業省では、技術の進歩や、安全性の向上等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。

JISについて、詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。

新市場創造型標準化制度について、詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。

JISの閲覧は、下記のサイトより検索ください。

3.過去のニュースリリース(主要なJISの制定・改正の紹介)

4. 工業標準化法の一部改正

平成30年第196会通常国会において、「不正競争防止法等の一部を改正する法律」(法律第33号)が可決成立し、工業標準化法が一部改正され、標準化の対象にデータ、サービスを追加し、法律名を“産業標準化法”に改め、“日本工業規格(JIS)”が“日本産業規格(JIS)”に変わります。
詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。

5.各規格のお問合せ先について

公示された各規格の詳細について、お問合せになる場合は、資料1に記載された担当課に直接お問合せください。

関連資料

担当