製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)は、2007年(平成19年)に始まり、今回で18回目となります。
本表彰は、製品安全に積極的に取り組んでいる製造事業者、輸入事業者、小売販売事業者、各種団体をそれぞれ企業単位で広く公募し、厳正な審査の上で、「製品安全対策優良企業」として表彰するものです。本表彰では、各企業が扱う製品自体の安全性を評価するのではなく、企業・団体全体の製品安全活動に関する取組について評価します。
本表彰の受賞企業・団体は、受賞公表日より「製品安全対策優良企業ロゴマーク」を使用して、自ら製品安全対策の優良企業・団体であることを宣伝・広報することができます。
これまで、身の回りの製品が原因となった事故が数多く発生しており、製品安全に対する社会の要求は高まってきています。そのため企業は、製品の安全性を確保するために、安全な製品の製造・販売や消費者への情報提供が不可欠なものとなっています。
このような中で、本表彰では、企業における製品安全に対する意識の向上と、事業活動や消費生活において製品安全を重要な価値として位置付ける「製品安全文化」の定着を図り、製品安全が持続的に向上していく、安全・安心な社会をつくることを目的としています。
応募メリット |
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受賞メリット |
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2007年(平成19年)から始まった製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)では、これまでのべ180社以上の企業・団体の取組に対して表彰をおこなってまいりました。
企業・団体の皆様からよくお聞きするのは、自分たちの製品安全の取組がどのぐらいのレベルかを知りたい、あるいは、現状の取組を整理して今後の方向性を検討する際の参考にしたいという応募動機です。いろいろ取り組んだ中で成功している製品安全の取組があれば、ぜひそれをアピールしてください。自社の強みを知る良い機会になると思います。
また、プレゼンテーション審査や現地調査では、企業・団体の皆様の真摯な取組に心を打たれることが良くあります。ふだん何気なく使っていた製品の安全側面に、どのような工夫があり、それを実現するために、どれだけの年月がかかり、どれだけ多くの人がかかわってきたのか…。製品安全の取組自体は、たいへん地道で目立たないものですが、そのような取組にスポットを当てて表彰させていただくことで、企業・団体の皆様の労に報いたいという思いで審査をしております。皆様の日々のひたむきな努力があってはじめて本当の意味での製品安全が成し遂げられ、人々が安心してその製品を使うことが出来るようになると考えているからです。
本表彰制度を通じて、継続的に製品安全を確保するための体制づくりに役立てていただくとともに、消費者をはじめとした、より多くの人々が皆様の優れた製品安全の取組を知る機会になることを願っております。
製品安全対策優良企業表彰 審査委員会委員長 釘宮悦子
本表彰のロゴマークは、Product(製品)の『P』とSafety(安全)の『S』をモチーフに安全なイメージを与える色としてグリーンを使って葉の様に見せています。「Product Safety」という英文表記の入ったオレンジの四角と合わせることにより、チューリップをかたどり、安心をイメージしています。四角は安定、清潔、秩序などのイメージを持ち、四角の花びら(製品、安全)を、葉(人の手、企業)で包むように大切にしているということを表現しています。
製品安全対策優良企業として受賞された場合、「製品安全対策優良企業ロゴマーク」を、受賞企業の公表日より無料でご使用いただけます。
名刺や封筒、自社のホームページ等にロゴマークを掲載することで、消費者や取引き先等のステークホルダーに「製品安全対策優良企業」を広くPRすることが出来ます。ぜひ、企業イメージの向上にご活用ください。
経済産業省では、経済産業大臣賞あるいは金賞を計3度以上受賞した企業を「製品安全対策ゴールド企業」と認めるマークを平成26年に創設しました。
本マークは、製品安全対策が顕著に優れているとともに、継続的に本表彰制度の審査を受け、客観的な評価を基に自社の取り組みを意欲的に改善している企業にかぎり、使用できます。
※「製品安全対策ゴールド企業」は、こちら
ロゴマークの使用方法の詳細は、ロゴマークガイドラインでご確認ください。
PSアワード ロゴマークガイドライン(PDF:約3.5MB)