第III部 第1章

第8節 フィリピン

 (1)輸出入の動向

 我が国からフィリピンへの輸出は、1999年の9,967億円から2000年の1兆1,057億円と対前年比10.9%の増加で、フィリピンから我が国への輸入も1999年の6,034億円から2000年の7,762億円と同28.6%の大幅な増加となった。我が国の対フィリピン貿易収支黒字は、1999年においては3,934億円であったが、2000年には3,294億円となり16.3%減少した。
 2000年の貿易額を1996年と比べると、輸出は1996年の9,147億円から20.9%の増加となり、輸入は1996年の4,920億円から57.8%増となっている。我が国の貿易に占めるフィリピンのシェアは、輸出は1999年は2.1%、2000年においても2.1%であった。輸入は1999年1.7%であったが、2000年には1.9%と若干上昇した。
 我が国からのフィリピンへの輸出は、電気計測機器(対前年比19.3%減)、乗用自動車(同9.4%減)等が減少し、鉄鋼(同7.7%増)、電気回路用品(同22.3%増)、半導体電子部品(同6.4%増)等が増加した。我が国への輸入は魚介類(同9.3%減)、果実(同3.6%減)、繊維製品(同6.9%減)等が減少し、鉄鉱石(同4.5%増)、半導体等電子部品(同111.6%増)、コンピュータ(同18.5%増)等が増加した。

 (2)我が国との通商関係

1) 2000年3月、ジェトロ国際シンポジウムに参加するため来日したラモス元大統領が小渕前総理大臣を訪問し、日比経済関係、中小企業振興策等について意見交換を行った。
2) 2000年6月、小渕前総理大臣の合同葬儀に参列するため来日したエストラーダ大統領と森総理大臣との間で首脳会談が行われ、日比友好関係、対比経済協力等について意見交換を行った。
3) 2000年6月、小渕前総理大臣の合同葬儀に参列するため来日したシアゾン外務長官、パルド財務長官、メダリヤ国家経済開発長官が荒井通商産業審議官(同)を訪問し、比のIT産業、対比経済協力、エネルギー等について意見交換を行った。

第III―1―25表 我が国のフィリピンとの貿易
第III―1―25表 我が国のフィリピンとの貿易
第III―1―25表 我が国のフィリピンとの貿易

第III―1―26表 フィリピンの国別貿易
第III―1―26表 フィリピンの国別貿易

 


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