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近畿

ロゴ画像:農商工連携88選
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植物工場による野菜の生産販売

農事組合法人施設野菜高度生産組合ハイテクファーム

写真:農事組合法人施設野菜高度生産組合ハイテクファーム
福井県越前市
連携団体
  • キューピー(株)
連携の経緯
  • 兼業農家であった法人の代表が、キューピー(株)が開発した完全制御型の植物工場TSファームの存在を知り、導入を行った。従来の農業と異なり、日照時間や気温等を制御しての栽培であるため、キューピー(株)から技術指導や販売のノウハウ等の指導を受け連携に取り組んでいる。
  • 植物工場は作付け量の大小に関わらず、ほぼ同一のランニングコストが発生するため、収益を出すには、安定した販路先を確保し、稼働率をいかに向上させるかという点がポイントとなる。この点につき、(株)キユーピーと連携し同社の取引先ネットワークの活用や、営業活動を進めるにあたっての人的支援等、販路先の確保に繋げている。
取組概要
  • キューピー(株)の開発した、完全制御型の植物工場TSファーム(三角パネル〈Triangle Panel〉と噴霧水耕栽培〈Spray Culture〉の頭文字から命名)を導入。無農薬で清浄なサラダ菜、リーフレタス、フリルアイスレタスを通年生産している。
  • 通年生産ができることから主にスーパー及び業務用として契約取引で卸しており、販売先についてもキューピー(株)の営業所と連携している。
  • キューピー(株)とこのシステムで対応可能な農産物の開発に取り組んでいる。
  • 農産物のトレーサビリティ対応が可能であり、販売店の信頼を得ている。

画像(取組概要):農事組合法人施設野菜高度生産組合ハイテクファーム

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):農事組合法人施設野菜高度生産組合ハイテクファーム

規格に左右されない野菜の生産・流通システムの構築

(有)ビワコファーム

写真:(有)ビワコファーム
滋賀県近江八幡市
連携団体
  • (有)新福青果、マックスバリュ西日本(株)、関東屋またの食品(株)、(有)洛菜園、(株)天政松下、(株)自然農法販売協同機構
連携の経緯
  • 生産した野菜を全量出荷したいという生産者側の要望と、安定的な販売価格を実現したいという小売業者の要望をみたすため、(有)ビワコファームが中心となって、生産者、加工業者、小売業者が連携。
取組概要
  • (有)ビワコファームが中心となって、全国の生産者や小売業者(マックスバリュ西日本(株))と連携しながら、作付計画から販売計画まで一元的に管理することにより「圃場廃棄をなくそうシステム」を実現。
  • 各都道府県の特別栽培農産物やGAP(農業適正規範)認証農産物を取り扱うことにより、安全・安心をセールスポイントとした農産物の販売(青果用)や、また、新たな農産物加工処理施設を整備し、規格外農産物を加工品(漬物、カット野菜)として販売。

画像(取組概要):(有)ビワコファーム

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):(有)ビワコファーム

健康果実アドベリーの産地化による地域活性化事業

アドベリー生産協議会

写真:アドベリー生産協議会
滋賀県高島市
連携団体
  • ベリーフルーツエクスポートNZ、農業者、食品加工業者、和洋菓子製造業者、酒造業者、酢造業者、行政、JA、商工会等
連携の経緯
  • 道の駅の新規開設にあたって、商工会を中心に特産品開発の取り組みを進めていたところ、ニュージーランドが最大の生産国である健康果実「ボイズンベリー」を知る。
  • 平成15年に農業者・加工業者・流通業者が提携して「アドベリー生産協議会」を設立。日本初のボイズンベリーの産地化に取り組む。
  • 平成17年度のジェトロの産業交流事業に採択。苗の提供、栽培指導をニュージーランドから受ける。
  • アドベリーは日本では新種果実であったため、農薬は一切使用できず、また、ニュージーランドとの気候の違い等課題は多かったが、試行錯誤の末栽培に成功。商品としては逆に無農薬栽培という強みにつながる。冷凍果実、加工商品は道の駅の目玉商品となっている。
取組概要
  • 高品質な果実を生産しているニュージーランドからボイズンベリーの苗を受けて生産開始、地域生産農家が試行錯誤しながら安定生産を実現。
  • 地域の地名(安曇川町)を用いた「アドベリー」という名で商標登録し販売。
  • 農産部会は、栽培指導と果実の一元化管理して販売。
  • 流通加工部会は、新商品開発を進め、また協議会でアドベリー商品認定委員会を設置して専門家による認定を行い、認定シールを提供している。

画像(取組概要):アドベリー生産協議会

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):アドベリー生産協議会

地域固有の品種を活用した梅酒の開発

城陽酒造(株)

写真:城陽酒造(株)
京都府城陽市
連携団体
  • JA京都やましろ城陽支店、青谷の梅特約店(酒販店26店)
連携の経緯
  • 城陽酒造(株)は、地域活性化のため、JA京都やましろ城陽支店等と連携し、地元青谷の固有品種「城州白」を使用した梅酒造りに取り組んだ。
取組概要
  • 安定的な原料確保のため、平成4年から、JA京都やましろ城陽支店と連携。
  • 同支店は、毎年、城陽酒造からの買い入れ希望数量に基づいて、梅栽培農家への出荷量指示、栽培への指導を行っている。
  • 梅酒の販売については、全量を特約店(酒販店)のグループを通して行う。また、販売に当たっては同グループの意見を反映。

画像(取組概要):城陽酒造(株)

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):城陽酒造(株)

新くんえん乾燥法による木造住宅構造国産無垢材〈SSD材〉を原木・製材・加工・販売までの一気通貫する協業事業

(株)理創

写真:(株)理創
大阪府大阪市
連携団体
  • 九州横井林業(株)、(株)北條、ランバー宮崎協同組合、日向製材(株)、八興運輸(株)、(株)紅中
連携の経緯
  • 日本の山林を保護し、中小零細林業・製材業の活性化を図るためには、国産無垢材の建築使用の促進が重要。新くんえん乾燥釜の開発を軸に住宅構造材の販売まで一気通貫で行う組織作りが必要であると考えた。建材販売卸「紅中」と林家「九州横井林業」の賛同で始まり、乾燥製材2社とプレカット組合の参画で体制が整い、「八興運輸」の参画で輸送コスト安定化を実現し、組織が固まる。参画各社は独立した企業であるべきとの考えで、商習慣・価値観の違う企業間の間に立ちプロデュースする会社「理創」を設立した。
取組概要
  • 林業、製材業、輸送業、卸売業等が連携し、山元の林業林家から、近畿圏の木造住宅構造材販売者までの事業者連携による受注生産販売の一貫体制を確立。新くんえん乾燥法による高付加価値の木材住宅構造国産無垢材(SSD材)の供給・加工から建築家・工務店への販売を一気通貫で行う事業。宮崎・熊本の杉・桧を新くんえん乾燥釜で、強度・防腐・防蟻性を向上することに加え、川上から川下までの事業者間の連携効果により、国産無垢材の品質の向上、及び、価格の安定を可能とし、国産無垢材の普及の先鋒となることを目指す。海運輸送コストの安定も価格安定に寄与。

画像(取組概要):(株)理創

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):(株)理創

地元産真だこを利用した新商品の開発・販売

大阪府漁業協同組合連合会

写真:大阪府漁業協同組合連合会
大阪府岸和田市
連携団体
  • (株)ベストパル、西鳥取漁協、下荘漁協、(株)ショクシン
連携の経緯
  • 地元水産物の知名度アップを図り地域の活性化につなげるため、大阪府漁業協同組合連合会が企業や関係団体と連携することにより、大阪湾産真だこ「泉だこ」の品質の安定、付加価値の向上、手軽に調理が可能な商品の開発に取り組んだ。
取組概要
  • 大阪府漁業協同組合連合会と(株)ベストパルが連携して「泉だこ」の特徴であるやわらかさや旨みを引き出す加工技術を研究・開発。
  • この技術を用いて、手軽に調理が可能な「たこ飯の素」を商品化・販売。

画像(取組概要):大阪府漁業協同組合連合会

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):大阪府漁業協同組合連合会

地域プレミアム食品の開発をめざした地元産完熟小麦の栽培

ヒガシマル醤油(株)

写真:ヒガシマル醤油(株)
兵庫県たつの市
連携団体
  • 兵庫県手延素麺協同組合、龍野協同醤油(株)、龍野醤油協同組合、たつの市農林水産課、兵庫県立農林水産技術総合センター、龍野農業改良普及センター、JA全農兵庫県本部、JA兵庫西、(株)高田商店、生産者(JA兵庫西管内農業法人、集落営農、大型農家等約80団体)
連携の経緯
  • 地域農業の振興のため、ヒガシマル醤油(株)は、JA等と連携しながら、地場産小麦を使用した醤油を開発・販売。
取組概要
  • 兵庫県農林水産技術総合センター、龍野農業改良普及センターの指導の下、醤油に適したタンパク質含有量の高い完熟小麦の栽培方法を確立。
  • ヒガシマル醤油(株)は、平成17年から最高級淡口醤油「龍野乃刻」に同小麦を使用。現在、「龍野乃刻」は、地場産の大豆、米を使用して販売。
  • ヒガシマル醤油(株)にとっては、JA全農兵庫県本部及びJA兵庫西と連携することにより、安定的な原料調達が可能になるとともに、JAの推薦を受けた地元農家にとっても契約栽培により小麦生産が安定化。
  • また、平成19年度より、兵庫県手延素麺協同組合が、新品種「ふくほのか」を使用した手延素麺揖保乃糸「播州小麦」を数量限定にて販売。

画像(取組概要):ヒガシマル醤油(株)

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):ヒガシマル醤油(株)

農産物直売所とタイアップした手作り「黒豆パン」の開発

金華堂

写真:金華堂
奈良県宇陀市
連携団体
  • 農事組合法人阿騎野新鮮野菜直売所、JAならけん宇陀地区黒大豆小豆生産部会会員
連携の経緯
  • 奈良県宇陀市大宇陀区では、平成10年から、振興作物として黒大豆が栽培されて、道の駅「宇陀路大宇陀」に隣接する農事組合法人阿騎野新鮮野菜直売所で販売されていたが、黒大豆だけでは販売量に限界があり、需給のアンバランスが発生。
  • 地元産黒大豆の需要拡大のため、地場産きな粉を使用した「きな粉食パン」の開発で実績のある金華堂と連携し、黒大豆を使用したパンを開発。
取組概要
  • 奈良県宇陀市で和菓子等の製造・販売を行う金華堂は、黒大豆をつぶれないように手作業でパン生地に混ぜた無添加の黒豆パンを開発。
  • 金華堂は、原材料の黒大豆を直売所から納入、委託加工契約により黒豆パンを製造し、阿騎野新鮮野菜直売所に週3~4回納品。

画像(取組概要):金華堂

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):金華堂

飼料添加物「梅BX70」を用いたブランド鶏と卵の開発普及事業

(株)紀州ほそ川

写真:(株)紀州ほそ川
和歌山県日高郡
連携団体
  • (株)セプコ(さかもと農園)、有田養鶏 農業協同組合、平松養鶏場、宮本鶏卵(株)、紀泉農場、上平養鶏場、(株)岡養鶏場、関西ブロイラー(株)、農事組合法人吉備食鶏組合、(有)中田鶏肉店
連携の経緯
  • 養鶏業においては競争激化問題が、梅産業においては梅酢の用途開発を模索していた中、平成11年梅酢を養鶏飼料に添加する研究を和歌山県養鶏研究所と共同で実施。生産性・品質の向上に繋がる効果的な結果を得た。しかし、養鶏業者にとって経済的な効果を出すには、消費者に選択されるような差別化を図り、高付加価値の商品にする必要があった。
  • そういった中、平成17年「梅BX70」を利用した養鶏飼養法が確立され、他の養鶏業者との差別化を図ることに成功。これを和歌山県全域に普及させるとともに、収益性アップのためブランド化を推進する協議会が設立され、ブランドキャラクターの作成や展示会への出展、食肉コンクールの入賞等により、認知度を高めている。
取組概要
  • 梅干製造業である(株)紀州ほそ川が梅酢をベースとして開発した養鶏飼料材料(梅BX70)を用い、和歌山県養鶏研究所と協力し策定した飼養基準を満たした鶏を「紀州うめどり、うめたまご」としてブランド化する事業。
  • 平成17年に「紀州うめどり・うめたまごブランド化推進協議会」を発足させ、共同でブランド化のための事業を行っている。梅BX70の使用により鶏肉・鶏卵の栄養価、肉質、触感、採卵率、免疫性等について向上することが和歌山県養鶏研究所の試験結果で証明されており、養鶏農家は生産性が高く、付加価値の高い鶏卵・鶏肉の生産を実現し、販路拡大につながっている。

画像(取組概要):(株)紀州ほそ川

地域経済への効果等

画像(地域経済への効果等):(株)紀州ほそ川

お問合せ先

地域経済産業グループ 地域経済産業政策課
電話 03-3501-1697(直通)FAX
03-3580-6389

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