経済産業省
文字サイズ変更
アクセシビリティ閲覧支援ツール

林経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

 平成27年10月13日(火)
11:21~11:30
於:記者会見室

冒頭発言

  おはようございます。
 私から二点報告がございます。

【福島第一原発出張】

 一点目ですけれども、昨日ですが、着任後最初の訪問地といたしまして福島第一原発及び楢葉遠隔技術開発センターを視察してまいりました。
 廃炉・汚染水対策の現場を実際に自分の目で見て、一歩一歩ではありますけれども着実に進捗していることを確認してまいりましたし、この前例のない困難な工事に国も前面に立って取り組んでいく決意を新たにしたところでございます。

【未来投資に向けた官民対話】

 二点目は、本日の閣議後に開催されました日本経済再生本部において、「未来投資に向けた官民対話の設置」が決定されました。経済の好循環を確固するものとするためには、前向きな投資を拡大して生産性を高めていく必要がございます。経産省としても企業業績が過去最高のこの機を逃さず、企業に大胆な決断を促してまいりたいと思います。
 以上です。

質疑応答

 【福島第一原発出張】

Q: 冒頭の福島第一への御訪問の件で、「国も前面に立って取り組む決意を新たにした」と、廃炉・汚染水対策についてですが、何か具体的に今後廃炉・汚染水対策について国として取り組みたいことですとか、特に力を入れたいこと等ございましたら教えてください。

A: 具体的にというよりも、むしろ、そういったものの中で予算措置がどうとれるかということも前向きに検討しながら進めていければと思っていますし、そういういろいろなものの情報の伝達も正確に伝えられるようやっていきたいなと思っています。

【TPP】

Q: もう一点で、TPPに関連する話なんですが、韓国がTPPの参加を検討すると表明しておりまして、以前、日本がTPPに交渉の途中から参加したときには、アメリカとの間で、特に自動車の扱いについて並行して協議を進めるということを取り決めた上で交渉に参加したという経緯があります。韓国がもし正式に参加をすると、したいとなった場合に、日本として韓国に対して何らか条件を求めていく考えというのはあるんでしょうか。

A: まだ具体的な対応はしておりませんが、このTPPの問題は、アジア太平洋地区に広がっていくと思うんです。いい状況だと思ってはいるんですけれども、でも、そういうことになったにしても、12カ国、参加国が参加の是非を決めていくという基本的なルールがございますので、韓国もいろいろとこの中身を精査していくというか、検討していくんだろうと思いますから、その辺よく注視していければと思っています。

【核燃料サイクル】

Q: 核燃料サイクルについてお伺いしたいんですが、政府は使用済み燃料を全量再処理する方針ですけれども、原発依存度を低減するという政策の中で全量再処理の必要性の前提が変化していると思うんですが、大臣は全量再処理は維持すべきか、あるいは見直しもあり得るべきかということをどういうふうにお考えでしょうか。

A: それは、もうエネルギー基本計画で閣議決定しているわけでございますし、2030年度を目途としていますけれども、私は再処理をするというのが政府の方針でありますから、私もそのように考えています。

【未来投資に向けた官民対話】

Q: 冒頭におっしゃった官民対話について、経産省の果たす役割、具体的に教えてもらえますか。

A: まず産業界から民間投資の目指すべき方向が示されるだろうということを今期待しているわけでありますし、さまざまな課題が提起されるんじゃないかと、そういった意味で、それらを踏まえて前向きに検討していきたいなと。それも、できれば迅速にやれればいいなと、こう思ってはいるんですけれども、まだ具体的なものはありません。

【イランとの投資協定】

Q: イランの投資協定の話なんですけれども、実質合意したということで、例えば、エネルギー面で言ったら権益などへの投資の分野で今後どういったふうに投資協定が生かされるであるとか、ほかの一般の民間企業にとっては、どういったことが見えていないのでしょうか。改めて教えていただけますでしょうか。

A: このたびの投資協定交渉が実質合意に至ったということは、大変歓迎をしているところでございまして、これからはやはり国際社会と協調しつつ、制裁緩和後の両国経済拡大に向けて粛々と準備をしてまいりたいと思っています。

Q: エネルギー分野は、特に何かコメントはありませんでしょうか。

A: 今のところはございません。

【TPP】

Q: 先日のテレビ番組の中で、省内にTPP対応本部を設置されるとおっしゃっていましたけれども、具体的にいつごろ設置されるのかと、もう少しどういった部署がどういったことをやられるのかの概要について教えていただけますか。

A: 経産省にTPP対策本部を設置するよう指示したのが一昨日、11日でございまして、中身は御案内のとおり、情報提供と相談体制の整備だとか、あるいはすぐれた商品の開発支援だとか、あるいは海外市場獲得のための支援だとか、農商工連携を進める問題だとか、そういったことを軸に立ち上げていきたいんですが、週内にもこの本部を立ち上げたいと思っております。

【靖国神社参拝】

Q: 今週末から靖国神社で秋の例大祭行われますけれども、大臣、大臣になる前は参加されていたこともあったようですけれども、今回はどのような。

A: 靖国神社に参拝する国会議員の会のメンバーでありますから、行けるときは行っておりました。定期的ではありませんけれども。今回はいろいろ公務がありますので、参加しません。

【伊方原発再稼働】

Q: 先週末、愛媛県議会が全国の県議会では2番目となる伊方原発の再稼働の推進の請願を採択したわけですけれども、大臣の所感と、あと再稼働の判断を控える中村知事にどういことを期待するかという二点をお伺いします。

A: 県議会で決議案が可決されたことは承知しておりまして、私も前向きな動きとして受け止めているところです。愛媛県知事とは連絡をとりながら、適切な時期に訪問してお話をしたいなと思っております。

【RCEP】

Q: 昨日からRCEPの交渉会合がまた始まっています。先日、TPPの大筋合意をしてからの初めての交渉だと思うんですが、RCEPの交渉にTPPの大筋合意が与える影響について、どんなふうな期待をしていらっしゃいますでしょうか。

A: いつまでに合意できるかどうかは交渉の進捗次第でございますし、高いレベルの協定が早期妥結できるよう精力的に交渉を進められればと思っております。

以上

最終更新日:2015年10月21日
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.