経済産業省
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世耕経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

平成29年6月13日
10:19~10:25
於:記者会見室

冒頭発言

 おはようございます。私の方からは特に今日はございません。

質疑応答

 【日欧EPA交渉】

Q: 日欧のEPA交渉についてお聞きしたいと思います。日本とEUのこの交渉なんですが、7月にドイツで恐らく首脳会談があるだろうということを見越して、それに向けた大枠の合意を目指すんじゃないかという観測もありますが、現状と見通しについてお聞かせください。
 
A: 日EU・EPAについては、先月、安倍総理とEU側で行われた首脳会談において、両首脳が政治的指導力を発揮する段階に来ているという認識で一致しておりまして、かなり大詰めになっている、ポイントもかなり絞られてきている状況だと思っておりまして、できる限り早期の大枠合意に向けて、引き続き最大限の努力を傾注していく考え方であります。特に何かゴールが決まっているということはありませんが、できるだけ早期の大枠合意ということだと思います。

 

【米国パリ協定離脱】

Q: パリ協定についてお伺いします。先日、環境相が出席されてG7が12日に終わりました。こちらは残念ながら、アメリカはやっぱりパリ協定から離脱するということを表明されて、日本は残念ながらといいますか、ドイツやフランスが呼びかけたパリ協定を擁護していくという、その仲間には加わらなくて、独自に失望ということを言われました。
 2点お聞きしたいんですけれども、結局は温室効果ガスを削減するという点では経済界にかかってくる問題なので、まずこの状況について世耕大臣はどのようにお考えか、これが1点目です。
 
A: 私もこの間ペリー・エネルギー庁長官と会談した際には、ペリー長官の方から、米国の地球環境問題に関するコミットメントには変わりはないという御発言をいただいております。
 そういうことも踏まえて、政府としては引き続き米国と協力をしていく方法を探求するとともに、当然パリ協定の締約国とこのパリ協定の着実な実施を進めることを通じて、気候変動問題に積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

【対米経済交渉】

Q: もう一点。これにも関係するんですが、これは一般的な見方ですけれども、どうも言うべきことを言うというようなことを安倍総理も言っておられましたけれども、トランプ政権に対してはどうも腰が引けているんじゃないかというのが、多くの方が抱いている感想かと思います。
 そういう中で、本来の対米経済交渉ですね、ここでもやっぱり日本に不利な形で、要するにTPPの最低限ラインというのをさらに悪くされる、不利な形で交渉が進むんじゃないかということを懸念されている方が結構おられますが、この辺について御覚悟といいますか、余りそういったトランプ政権を遠慮し過ぎることがないようにできるのかどうか、このあたりはいかがでございましょうか。
 
A: 当然、私が担当する通商分野の交渉その他に関して、これは一般論として申し上げますが、当然、交渉する際には国益第一で交渉することが大前提になると思っております。一方で、当然、国益という視点からいけば、米国というのは日本にとって最も重要な同盟国でありますから、その同盟関係というのも国益の一部になるのではないかと思っております。
 いずれにしても国益を最優先した交渉、これは環境問題であろうと通商問題であろうと、しっかり行っていくということが非常に重要だと思います。
 
Q: 結局バランスをとりながらやるということですか、安全保障との関係で。
 
A: 国益を重視して取り組んでいくということであります。

 

【日欧EPA交渉】

Q: 先ほどの日EUの関連なんですけれども、ペトリチオーネ首席交渉官が今日来日されると思うんですけれども、その首席交渉官会合の日程等々、決まっているものがあれば教えてください。
 
A: 首席交渉官が今日来られるかどうかは、私も搭乗者名簿を見ているわけではありませんからわかりませんが、いずれにしても日程はまだ決まっていません。調整中ということであります。

 

【玄海原発3・4号機差し止め訴訟】

Q: 玄海原発3・4号機の差し止めを求める訴訟で、佐賀地裁が差し止めを認めない決定を出しました。このことについて受け止めをお願いします。
 
A: 本日10時、佐賀地裁において、玄海原発3・4号機の再稼働差し止めを求めておりました原告側の仮処分申し立てが却下をされたと聞いております。ただ、この件は民事手続でありますので、国は直接の当事者でもありませんので、コメントは控えたいと思います。
 玄海原発3・4号機については、独立した原子力規制委員会が、専門的な見地から十分時間をかけて、世界最高水準の新規制基準に適合すると判断したものでありまして、政府としては、その判断を尊重するという方針には変わりはありません。
 
Q: 今、復興の段階なんですけれども、新規制基準は合理的だと、その3・4号機の過酷事故対策の問題がないということを裁判所としても認めているようなんですけれども、そのことについてはいかがですか。
 
A: これはまだ私は、中身は聞いておりませんので、今のところ却下されたということしか聞いておりませんので、コメントは控えさせていただきたいと思います。

以上

最終更新日:2017年6月21日
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