経済産業省
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世耕経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

平成29年11月24日(金)
9:04~9:14
於:記者会見室

冒頭発言

おはようございます。私からは特にありません。

質疑応答

【NUMO】

Q:2点ありまして、1点目はNUMOの件です。
先日、大臣は調査させるとおっしゃって、NUMOが実際調査するということを公表しました。その後、新たな事実関係などありましたら教えてください。

A:御指摘のように、経産省の方から事実関係の徹底的な究明などを指示したことを踏まえて、20日にNUMOは調査チームを設置して、過去にもさかのぼった調査を行う旨、発表いたしました。また、この調査に関して、しっかり経済産業省としても関与するために職員を張りつけて、この調査に立ち会わせるということもやっていきたいと思っております。
NUMOとしては、十分で、かつ、迅速な調査を行って、年内には調査結果を取りまとめるべく、来週には調査チームを立ち上げる方針と聞いております。人選の方もほぼ整っていると聞いておりますので、来週速やかに立ち上がると思っております。
そして、国としても、こういった体制づくりも含めて、しっかりと指揮監督してまいりたいと思っております。
また、一部報道に、経産省、NUMOが今後とも今回問題となった再委託先に関して、何か契約期間中は委託を中止しないかのような報道がありましたけれども、今回問題となった再委託先に対しては、今後の意見交換会には一切関与させないことを伝達して、約束させているところであります。
一次委託先に対しても、できるだけ速やかに契約は打ち切って、私が前から申し上げているように意見交換会はしっかりと手づくりの形で中身と、しっかりと御意見を聞くという姿勢に重点を置いて、しっかりと続けていきたいと思っております。

Q:今の点で補足なんですけれども、過去の事例というのはNUMOに限らず、経産省が関与する、関与してきたものにも調査する?

A:とりあえず、まずNUMOの説明会について、しっかりと。まず、調査チームに専門家の方々にどの辺までさかのぼるべきかも含めてよく相談をして、一定程度過去にさかのぼった調査もしっかりやりたいと思っております。

【三菱マテリアル】

Q:2点目なんですが、三菱マテリアルの件です。神戸製鋼に続いて、三菱グループでもデータ不正が発覚しました。一グループにとどまらない問題となってきましたけれども、日本のもの作りへの信頼への懸念がさらに深まりそうですが、大臣の御所見をお願いします。

A:既に日産、神戸製鋼、スバルといった個別の事案が生じている中で新たな不正事案が判明したことは極めて遺憾だと思っています。
三菱マテリアルと子会社からの報告の後、直ちに担当部局から事実関係の究明、そして適切な顧客対応などを速やかに進めるよう指示をしたところであります。
いずにせよ、公正な取引の基盤を揺るがす不正事案でありまして、三菱マテリアルと子会社に対しては、指示した内容の実行はもちろんのこと、顧客のみならず、社会全体からの信頼回復に向けて最大限の努力を求めたいと思っております。
日本の製造業は、何度も私申し上げてきているように現場力というのが非常に重要でありまして、現場の皆さんは、日々改善に汗を流して、高品質な製品をつくるよう努力をしているわけであります。こういった中で複数の企業の問題が出てきているわけでありますけれども、関係する企業がしっかりと原因究明と再発防止に取り組んで、そしてその結果を産業界全体で共有をして、このような事案が今後ほかで起きないよう取り組むことが重要だと思っています。
多くの日本企業の製品は、引き続き世界で高い信頼を得ているわけでありまして、今回出てきた複数の事案は、その信頼を裏切る行為でありまして、そういった信頼を裏切ることがないよう、産業界にはしっかりと取り組んでいただきたいと思います。

Q:2点、三菱マテリアルの件でお伺いさせてください。
大臣から話がありました日本の製造業の大半はしっかりしているということなんですが、やはりこれは個社の問題なのか、日本の製造業として、もうかなりはびこっている問題なのかということがまず1点目。
それから2点目は、出荷の停止が行われてから事実関係の公表まで1カ月程度かかっています。これはBtoBのものとはいえ、この期間というのは適正なのか。なかなか自分から公表する姿勢が昨日のリリースからも見受けられなかったんですけれども、その点、大臣の所見をお願いします。

A:私は、基本的に今回の問題は、まあ、複数出ていますけれども、あくまでも個社の問題だと思っています。何か業界で打ち合わせをしているとか、業界で慣行があるとか、そういう話ではないんだろう。ただ、個社のコンプライアンスに関する、あるいは顧客に対する情報提供に関して甘い考えがあった会社があったということだと思いますので、これを機会に二度と起こることがないように、しっかりとこの反省点と再発防止の考え方というのを産業界全体で共有をしていくということが重要だと思っています。
公表に、今回、三菱マテリアルの件は、公表にはっきり言って半年以上かかっているわけであります。これは確かに時間がかかっていると思います。なぜ時間がかかったのかということも含めて、ぜひ会社からの事実関係の調査をしてもらって、会社からの説明を待ちたいと思っております。
ただ、会社の調査も、ぜひ安全性の検証が最優先でありますので、まずそのことは最優先でやっていただきながら、なぜこれだけ時間を公表に要したのかということについても、適切なタイミングでしっかり御説明を受けたいと思っています。

Q:神戸製鋼のときは経産省に社長に来ていただいて、直接局長から指示等されたかと思うんですが、今回、三菱ではどういう対応がとられますでしょうか。

A:今のところ、まあ、これは担当に判断させますけれども、相手の会社とのやりとりの中でよく決めていきたいと思っています。

【NUMO】

Q:先ほどのNUMOの再委託先の契約の件ですけれども、説明会の委託事業のほかにもホームページとか別の契約があったと思うんですが、そういったことを含めて一切の契約を全て切ったということでよろしいんですか。

A:少なくとも説明会の運営に関しては、一切関与させません。

Q:説明会以外はこういった問題を起こした再委託先であっても、今後も契約を続けていくということに関しては、問題はないとお考えですか。

A:契約があるかどうかも私はよく知りません。少なくとも説明会については、こういう疑いを持たれるようなことを指示に従わずにやったということは、これは非常に重いことだと思いますから、契約途中であっても打ち切るということであります。

Q:さっきのNUMOの件なんですけれども、一昨日、超党派の議員がエネ庁に申し入れた際の回答として、契約が残っていて今後もかかわると少なくとも議員が理解していると、議員がそう我々に説明したという経緯がありまして、それについてエネ庁はどういう説明をしたのかというのは大臣、今認識ありますでしょうか。

A:エネ庁がそういう説明はしていないということであります。契約中は続けるなどという説明はしていないということであります。

Q:同じなんですが、原発ゼロの会の申し入れの際は、メンバーから大臣の問題認識と事務方の認識とにずれがあるんじゃないかというような原因というか、指摘もあったんですけれども、実際大臣の目から見て、事務方の取組がぬるいんじゃないかとか、そういうようなふうに感じた場面というのは、これまであったんですか。

A:私は明確に指示をしております。事務方は、その指示に従って淡々と対応を進めてくれていると思っています。

【三菱マテリアル】

Q:品質問題についてなんですけれども、当該企業とは別に、広く素材産業とか、あるいは産業界全体に網羅的に経産省としてそうした問題がないのかどうか調査をすることは考えていらっしゃらないのかどうか。

A:これは経産省がわざわざやらなくても、これだけ話題になっている、これだけ社会問題となっている件でありますから、当然物をつくっている会社というのは、自社でそういうことが行われていないかどうかというのは、当然のこととして内部の調査はされていると思っています。

以上

最終更新日:2017年11月27日
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