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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)

(平成24年3月30日発表)

鉱工業指数 平成24年2月分(速報)

生産は持ち直しの動きで推移

  • 今月は、生産が低下、出荷、在庫は上昇、在庫率は低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、3月、4月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
平成17年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比
(%)
指数 前年同月比
(%)
生産 94.1 ▲1.2 93.2 1.5
出荷 95.7 1.1 94.3 1.1
在庫 103.1 0.1 106.6 1.0
在庫率 109.1 ▲3.9 118.3 4.6

           注)▲はマイナスを示す。

1. 2月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     2月の生産は、前月比▲1.2%の低下と3か月ぶりの低下(前年同月比は1.5%の上昇)となり、指数水準は94.1(季節調整済)となった。生産の低下に寄与した業種は、一般機械工業、輸送機械工業、情報通信機械工業等であった。品目別にみると、携帯電話、普通乗用車、アクティブ型液晶素子(大型)の順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     2月の出荷は、前月比1.1%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は1.1%の上昇)となり、指数水準は95.7(季節調整済)となった。出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業等であった。    

  3. 在庫

     2月の在庫は、前月比0.1%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は1.0%の上昇)となり、指数水準は103.1(季節調整済)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、情報通信機械工業、鉄鋼業、金属製品工業等であった。

     2月の在庫率は、前月比▲3.9%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は4.6%の上昇)となり、指数水準は109.1(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、3月は前月比2.6%の上昇、4月は同0.7%の上昇を予測している。3月の上昇は、輸送機械工業、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業等により、4月の上昇は、化学工業、輸送機械工業、一般機械工業等による。

  2月の実現率は▲1.2%、3月の予測修正率は▲0.2%となった。


製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%)平成17年=100)
  平成24年2月 平成24年3月 平成24年4月
平成24年2月調査 1.7 1.7  
平成24年3月調査 2.6 0.7

          注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 2月の生産は、前月比▲1.2%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、3月、4月とも上昇を予測している。総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。  

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    最終更新日:2012.3.30
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