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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)

(平成24年1月31日発表)

鉱工業指数 平成23年12月分(速報)

生産は横ばい傾向

  • 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、1月、2月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
平成17年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比
(%)
指数 前年同月比
(%)
生産 93.6 4.0 94.1 ▲4.1
出荷 95.5 4.5 97.7 ▲3.1
在庫 100.0 ▲2.9 99.9 3.4
在庫率 112.0 ▲3.6 109.5 3.8

           注)▲はマイナスを示す。

1. 12月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     12月の生産は、前月比4.0%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は▲4.1%の低下)となり、指数水準は93.6(季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、携帯電話、半導体製造装置の順に上昇に寄与している。

  2. 出荷

     12月の出荷は、前月比4.5%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は▲3.1%の低下)となり、指数水準は95.5(季節調整済)となった。出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業等であった。  

  3. 在庫

     12月の在庫は、前月比▲2.9%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は3.4%の上昇)となり、指数水準は100.0(季節調整済)となった。在庫の低下に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、電気機械工業、情報通信機械工業等であった。

     12月の在庫率は、前月比▲3.6%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は3.8%の上昇)となり、指数水準は112.0(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、1月は前月比2.5%の上昇、2月は同1.2%の上昇であった。1月の上昇は、情報通信機械工業、輸送機械工業、一般機械工業等により、2月の上昇は、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業、紙・パルプ工業等による。

  12月の実現率は0.4%、1月の予測修正率は▲0.4%となった。


製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%)平成17年=100)
  平成23年12月 平成24年1月 平成24年2月
平成23年12月調査 4.8 3.4  
平成24年 1月調査 2.5 1.2

          注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 12月の生産は、前月比4.0%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、1月、2月とも上昇を予測している。総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。

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    (生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等)
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    最終更新日:2012.1.31
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