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統計の概要

統計の目的

第3次産業活動指数は、第3次産業に属する業種の生産活動を総合的に捉えることを目的としている。

統計の概要

第3次産業活動指数は、個別業種のサービスの生産活動を表す指数系列を、基準年の産業連関表による付加価値額をウェイトにして加重平均により算出。第3次産業の各活動を統一的尺度でみることができ、サービス部門の活動動向をみることができる。

統計の作成方法

対象範囲

平成22年基準の第3次産業活動指数の対象範囲は、「日本標準産業分類」(平成25年10月改定。以下JSICという)の以下の13大分類に属する業種としている。

<第3次産業活動指数の対象範囲>
1) 「F 電気・ガス・熱供給・水道業」
2) 「G 情報通信業」
3) 「H 運輸業,郵便業」
4) 「I 卸売業,小売業」
5) 「J 金融業,保険業」
6) 「K 不動産業,物品賃貸業」
7) 「L 学術研究,専門・技術サービス業」
8) 「M 宿泊業,飲食サービス業」
9) 「N 生活関連サービス業,娯楽業」
10)「O 教育,学習支援業」(ただし、教育は対象業種から除外)
11)「P 医療,福祉」
12)「Q 複合サービス事業」
13)「R サービス業(他に分類されないもの)」

ただし、景気判断を最優先とする経済指標としての位置付けを明確にするため、一般に第3次産業に属するとされるJSICの大分類「S 公務(他に分類されるものを除く)」及び他の大分類に属する業種のうち、公務の活動に準ずる扱いをするのが適当と思われる業種(教育など)は除外している。

分類

上記のとおりJSICの13大分類に属する業種を対象としているが、平成22年基準の第3次産業活動指数における業種分類は、JSICを一部組み替えた大分類11業種としている。

なお、JSIC準拠の大分類13業種(平成17年基準と同定義)の指数も参考系列として公表している。

算式

算式は個別業種指数を基準年のウェイトで加重平均するラスパイレス算式である。

ウェイト

ウェイトは、「平成23年(2011年)産業連関表(確報)」(総務省)の付加価値額を基に、延長産業連関表(経済産業省)等を利用して基準年である平成22年の付加価値額を推計し、全体を10,000.0とする1万分比で表示している。

季節調整

米国商務省センサス局が開発したX-12-ARIMAにより季節調整を行っている。X-12-ARIMAでは、季節要因に加え、曜日・祝祭日要因、うるう年要因についても調整が可能で、季節調整済指数は以下のように算出される。 併せてX-12-ARIMAにより異常値処理も行っている。
季節調整済指数= 原指数÷ (季節指数× 曜日・祝祭日・うるう年指数)

第3次産業総合の季節調整済指数の作成方法

第3次産業総合の季節調整済指数は、平成17年基準までは末端系列の原指数を加重平均により総合した第3次産業総合の原指数に対し季節調整を施す方法(直接調整法)により算出していたが、平成22年基準では大分類11業種の季節調整済指数を加重平均して第3次産業総合を作成する方法(間接調整法)に変更した。

なお、直接調整法により算出した第3次産業総合の季節調整済指数も参考系列として公表している。

接続指数

接続指数は、過去の基準指数を便宜的に現在の平成22年基準指数に接続したものであり、平成22年基準には含まれない平成19年12月以前の指数値を、簡易な計算によって平成22年基準に直して長期の時系列データが利用できるようにしたものである。

計算方法は、過去の基準指数にリンク係数を乗じている。採用データの変更などによって連続性が認められない系列については、接続指数を作成していない。

なお、原指数、季節調整済指数のいずれを接続する場合においても、リンク係数の算出には季節調整済の指数値を用いている。

データの補正

毎月の速報公表時に、前月指数を暫定確報値、前々月指数を確報値へ修正している。これ以降は、原則として毎年2月分公表時に、前年1月~12月分の指数を一括して修正している(年間補正)。

統計の沿革

【統計開始年】

昭和53年(1978年)

【統計の沿革】

昭和49年に指数の開発・作成に着手し、昭和51年8月に昭和45年基準指数を試算指数として公表した。

昭和53年10月には使用統計や推計方法等について所用の改善を加え、昭和50年基準の第3次産業活動指数を本格的に作成・公表した。

その後は統計審議会の答申に従い、5年ごとに基準年の変更を行っている。平成2年基準までは四半期ごとの公表だったが、平成11年3月分から月次公表となっている。

統計の利活用事例

第3次産業活動指数は、「全産業活動指数」の作成に使われているほか、「月例経済報告」等で利用されている。

最終更新日:2015年9月14日
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