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第3次産業活動指数
サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2025年2月分】
(2025年4月23日発表)
第3次産業活動は、一進一退。
- 2025年2月の第3次産業活動指数は、104.2、前月比0.0%の横ばいとなった。
- 広義対個人サービスは同0.7%の上昇、広義対事業所サービスは同0.0%の横ばいとなった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は、一進一退で推移している(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2025年2月のサービス産業活動は、「金融業、保険業」、「生活娯楽関連サービス」などの業種が上昇した一方、「情報通信業」、「運輸業、郵便業」などの業種が低下したことから、前月比0.0%と横ばい。2月時点の基調判断は、「一進一退」に据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 104.2 | 0.0 | 98.9 | 0.1 |
広義対個人サービス | 106.2 | 0.7 | 99.2 | -0.6 |
広義対事業所サービス | 103.3 | 0.0 | 98.6 | 0.6 |
業種別動向
内訳の大分類業種では、10業種中、金融業、保険業など5業種が上昇、情報通信業など5業種が低下。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
-
業種名 主な要因 上昇方向に影響した業種 金融業、保険業 銀行業・協同組織金融業は、金融決済業務が、決済件数の増加した全銀システム取扱高をはじめすべての内訳で上昇。 生活娯楽関連サービス 娯楽業は、プロスポーツ興行がサッカーの開幕が早かったことに伴う観客動員数増などにより上昇。 低下方向に影響した業種 情報通信業 ソフトウェア業や通信業が前月上昇した反動などから低下。 運輸業、郵便業 道路貨物運送業は、小売業や卸売業の取引量の減少などもあり低下。運輸に附帯するサービス業も低下。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
-
単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <上昇業種> 金融業、保険業 2.9
( 0.27 )-3.6 銀行業・協同組織金融業 生活娯楽関連サービス 2.3
( 0.21 )2.3 娯楽業 不動産業 1.6
( 0.15 )4.4 不動産取引業 電気・ガス・熱供給・水道業 3.1
( 0.12 )2.6 電気業 医療、福祉 0.7
( 0.09 )-1.2 <低下業種> 情報通信業 -3.4
( -0.44 )3.4 情報サービス業
通信業運輸業、郵便業 -2.7
( -0.24 )-1.7 道路貨物運送業
運輸に附帯するサービス業事業者向け関連サービス(リース業を含む) -0.9
( -0.12 )1.1 職業紹介・労働者派遣業
技術サービス業小売業 -0.8
( -0.08 )-3.3 その他の小売業
飲食料品小売業卸売業 -0.1
( -0.01 )-1.7 飲食料品卸売業
その他卸売業
- 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
冊子、データダウンロード
- 第3次産業活動指数(概要冊子)
- 第3次産業活動指数の時系列表、業種別指数
- サービス産業活動 図表集
- 状況(~期ぶり、~連続の上昇等)、各指数グラフ、業種別寄与度等(図表集 スライドショーのページ )
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