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- 航空機産業戦略研究会(第2回)‐議事要旨
航空機産業戦略研究会(第2回)‐議事要旨
日時:平成28年5月30日(月曜日)14時00分~16時00分
場所:経済産業省別館1階103共用会議室
出席者
- 出席委員
- 新井委員、安藤委員、神谷委員、鯨井委員、小山委員、齋藤委員、鈴木委員長、田岡委員、高木委員、仲委員、永野委員、並木委員、西村委員、満倉委員(赤坂委員、粕谷委員、識名委員は代理出席)
- 委員名簿
- 赤坂 祐二 日本航空株式会社常務執行役員整備本部長
- 新井 昭文 多摩川精機販売株式会社代表取締役社長
- 安藤 修 株式会社島津製作所専務執行役員
- 粕谷 寿久 株式会社ジャムコ取締役常務執行役員
- 神谷 英則 東京航空計器株式会社常務取締役航空宇宙営業本部長
- 鯨井 洋一 三菱重工業株式会社副社長執行役員交通・輸送ドメイン長
- 小山 秀市 トヨタ紡織株式会社取締役副社長
- 齋藤 圭介 KYB株式会社取締役専務執行役員
- 識名 朝春 株式会社IHI常務執行役員航空宇宙事業本部長
- 鈴木 真二 東京大学大学院工学系研究科教授
- 田岡 良夫 住友精密工業株式会社専務取締役
- 高木 憲優 ナブテスコ株式会社執行役員航空宇宙カンパニー副社長
- 仲 眞司 シンフォニアテクノロジー株式会社常務執行役員
- 永野 尚 富士重工業株式会社専務執行役員航空宇宙カンパニープレジデント
- 並木 祐之 川崎重工業株式会社常務執行役員航空宇宙カンパニープレジデント
- 西村 稔 横河電機株式会社執行役員航空宇宙・特機事業部長
- 満倉 達彦 全日本空輸株式会社取締役執行役員整備センター長
議題
航空機産業の今後の発展にあたっての論点整理について
議事概要
航空機産業の今後の発展にあたっての論点整理について審議。委員から出された主な意見は以下のとおり。
- 完成機事業を推進する上で装備品メーカーの寡占化が課題。これによって、欧米OEMメーカーでも装備品の納期や品質のコントロールが効かなくなっているのではないか。
- 「魅力ある航空機」とは何かという認識を明確化すべき。また、装備品のカテゴリごとに日本が強みを有する技術を分析し、次世代機の開発に活かすべき。
- 機体メーカーと装備品メーカーが連携し、構想段階から検討を行う場が必要ではないか。
- 装備品メーカーの業務フローを、企画、開発、認証、アフターサービスといった段階別に切り分けることで、各社が協力できる部分が見えてくるのではないか。
- 装備品分野での参入検討への取りかかりとして、MRJを活用出来ないか。
- 現有機の装備品でもエアラインが性能的に満足できていないものがあれば、それをターゲットとすべき。
- 整備分野の方が参入しやすいのではないか。機体メーカー、装備品メーカー、エアラインの三者が連携すれば強みを発揮できる。
- 各社で基礎研究を行っても、応用・実用化段階へと進む段階で資金を負担できずに研究を断念するケースが多い。何らかの負担軽減措置が必要。
- 装備品メーカー単独で認証取得などの態勢を整えることは困難。各分野からの協力が必要。
- MRJ開発に際して政府が審査体制を整備したが、今後も、我が国の認証体制の更なる強化が必要。
- 海外への進出や海外メーカーとの協業にあたって語学力や交渉力の強化といった取組も必要。
- 日本企業の製品の品質と納期遵守率は非常に高く、海外に対する強みとなる。
以上
関連リンク
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最終更新日:2016年6月10日