70MPa圧縮水素自動車燃料装置用容器の技術基準に関する意見聴取会(第1回)‐議事要旨
日時:平成25年1月21日(月曜日)10時~12時10分
場所:経済産業省本館2階 2西3共用会議室
出席者
- 委員
- 辻委員(進行役)、竹花委員、鶴田委員、堀口委員
- 一般社団法人日本自動車工業会
- 河津氏、佐藤氏
- 高圧ガス保安協会
- 森永部長代理、小山田課長、草野課長代理、山田氏
- 事務局
- 商務流通保安グループ 中村産業保安担当審議官、高圧ガス保安室 川原室長ほか
議事要旨
1. 開会
- 中村産業保安審議官より、開催にあたり冒頭挨拶を行った。
- 事務局より各委員等の紹介を行った。
- 辻委員が議事進行を行った。
2. 70MPa圧縮水素自動車燃料装置用容器の技術基準に関する意見聴取会の設置について
- 事務局より資料2に基づき説明。
3. 「70MPa圧縮水素自動車燃料装置用容器の技術基準に関する意見聴取会」の公開について
- 事務局より資料3に基づき説明があり承認された。なお、今回の配布資料中、参考4は非公表とすることとなった。
4. 70MPa圧縮水素自動車燃料装置用容器の技術基準作成プロセスについて
- 事務局より資料4に基づき説明。委員から特段の意見はなかった。
5. 「70MPaFCVと70MPaFCV用高圧水素容器の概要」及び「70MPaFCV用高圧水素容器の安全対策」について
- 一般社団法人日本自動車工業会(以下「自工会」という。)から資料5に基づき説明があった。
- 委員から容器については漏洩が全く発生しないということではなく、漏洩が発生する可能性は十分に低いということを示しておく必要があるのではないかとの発言があった。
- 委員から資料5p.16のガス透過試験について「Type4容器のみ新品」とあるがこれはType4の容器は劣化が生じないと考えているのでこのようになっているのかとの質問があり、自工会から新品の状態でガス透過試験を実施するという趣旨。なお、劣化は考えられるため容器再検査により安全性を確認している旨の回答等があった。
- 委員から容器は熱暴露については考慮されているかとの質問があり、自工会から道路運送車両法に規定があり考慮されているとの回答があった。
6. 70MPa圧縮水素自動車燃料装置用容器に係る技術基準の策定について
- 事務局より資料6に基づき説明を行った。
- 委員から容器については樹脂劣化、太陽光等の影響があるが、過酸化物についての影響は考慮されているのかとの質問があり、高圧ガス保安協会から過酸化物の影響による事故は発生していないとの回答があった。
- 委員からプラスチックライナーについて、素材の特徴を考慮した対策が取られているのかとの質問があり、高圧ガス保安協会から軟化温度については考慮しているとの回答があった。
- 委員から資料6p.2の「圧縮水素自動車燃料装置用容器の概念図」及び資料6p.6の「(5)容器再検査の方法について(省令)」の耐圧試験を不要とする理由の記述は修正した方がよいのではないかとの指摘があり、事務局から検討したいとの回答を行った。
- 委員からプラスチックライナーの劣化及び透過のデーターは取得しているかとの質問があり、事務局から整理して次回、回答したいとの説明を行った。
- 委員からプレクールされた水素が車両の容器に充aXされた際、容器内に生じた温度分布により熱応力が発生することについての影響は考慮しているかとの質問があり、事務局から整理して次回、回答したいとの説明を行った。
7. その他
- 事務局より次回会合は1月30日(水曜日)に開催する旨を説明した。
以上
お問合せ先
商務流通保安グループ 高圧ガス保安室
電話:03-3501-1706
FAX:03-3501-2357
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最終更新日:2013年2月12日