82MPa水素スタンドの技術基準に関する意見聴取会(第2回)‐議事要旨
日時:平成24年9月28日(金曜日)14時~16時
場所:経済産業省 別館11階1115号会議室
出席者
- 委員
- 吉川委員(進行役)、竹花委員、鶴田委員、堀口委員
- 技術基準評価実施機関
- 高圧ガス保安協会
井口氏 - 説明員
- 一般社団法人 石油エネルギー技術センター
遠藤氏、吉田氏 - 事務局
- 高圧ガス保安室
川原室長、樋口補佐、香川補佐、中野係長、名倉係長
議題
- 前回意見聴取会における各委員からの意見の整理等
- その他
議事概要
1.前回意見聴取会における各委員からの意見の整理等について
各委員等からの意見・質疑については以下のとおり、
- 委員より、事故時の原因究明のための記録が明確に残るような更なる工夫の検討を期待する旨の意見があった。
- 委員より、蓄圧器ユニットは、フレーム構造が要求されているが、アンカーボルトについて耐震上問題がないかの確認を行ってほしい旨の意見があった。
- 説明員より、ソフト的な対応として、業界における非常時の対応のための規範の検討について、実際のスタンドで運用した結果を踏まえて、ブラッシュアップし自主基準とする旨の説明があった。
- 委員より、手動弁などにより水素を全量放出する際の判断者及び判断内容が重要であるとの意見があり、説明員より、監督者不在時等、状況に応じた検討を行う旨の回答があった。
- 委員より、水素を全量放出する措置については、省令ではなく例示基準に記載してどうかとの意見があり、事務局より、例示基準に記載するのではなく、省令に記載することを検討したい旨の回答があった。
- 委員より、水素スタンドにおいて、事故が発生した際の周囲への影響について、事前に周辺住民等へ説明しておく必要があるとの意見があった。
- 事務局より、今後も水素に関連する規制見直しについては、意見聴取会を開催していきたいとの説明があった。
- 事務局より、今回の82MPa水素スタンドに関わる技術基準の改正は、本意見聴取会を踏まえパブリックコメントを実施し、特に問題がなければ改正する旨の説明があった。
今回の技術基準に関する意見聴取会のまとめとして、ハード的な対応として取り入れるものは、今回の技術基準の改正に追加し、ソフト的な対応については、意見を参考として、今後の業界における自主基準の検討に反映していくことに対して、特に異論はなかった。
お問合せ先
商務流通保安グループ 高圧ガス保安室
電話:03-3501-1706
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最終更新日:2012年10月12日