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メッセージ

復興=FUKKOへの想い

2011年3月11日に起こった東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故は、
地域の暮らしを一変させました。

震災から14年がたった今でも、災害の爪痕が色濃く残る地域があり、
故郷に戻れず避難生活を余儀なくされている人もいます。

しかし、震災直後から、震災前の状態への「復旧」にとどまらず、
「復興」を見据えた未来への「活動」も始まっていました。

「自分にも何かできないか?」──
そう考えた多くの人の熱意や福島への想いが大きなエンジンとなって、
世界中から様々な人や技術が集まっています。
福島では、いくつもの「活動」が芽吹き、共創の輪が広がり続けています。

いま福島で行われている様々な「活動」に共鳴する人々が福島に集まり、
さらなる共創の輪が広がるきっかけをつくりたい──
本展示にはそのような想いが込められています。

未曾有の複合災害を経験した福島県浜通り地域等で、
共創の輪を広げながら実現する「復興=FUKKO」は、日本や世界の希望となると信じています。