東日本大震災、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故のために、現在避難または避難の準備をされている皆様には、大変な御不便・御心配をおかけしております。
原子力発電所事故に関連するわかりにくい問題をこのニュースレターで取り上げて、できるだけわかりやすく整理するようこころがけております。今回は、 「計画的避難区域」及び 「緊急時避難準備区域」での生活についてまとめさせていただきました。
「計画的避難区域」は、居住し続けた場合に1年間の積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのある地域で、概ね1ヶ月を目途に別の場所に計画的に避難するようお願いしています。5月15日以降、すでに一部地域では避難を開始していただいております。住民の方は避難までの間は、区域内において生活や避難に係る作業をしても健康への問題はありません。なお、以下の点に注意することで被ばくの更なる低減効果が期待できます。
「緊急時避難準備区域」は、常に緊急時に屋内待避や自力での避難ができるようにすることが求められている区域です。引き続き自主的避難をすることが求められ、特に、子供、妊婦、要介護者、入院患者の方などは、この区域に入らないようにすることが求められます。そのほかの住民の方は通常の生活をしていただいても健康への問題はありません。なお、気になる場合、以下の点に注意することで被ばくの更なる低減効果が期待できます。
東京電力株式会社福島原子力発電所に関する不安や、避難されている皆様の生活支援に関する疑問・質問にお答えする番組を放送しています。メールやFAXで皆様からの御質問を受け付けております。ご活用下さい。
ラジオ福島(月〜金 14:20〜14:30、土 17:15〜17:25、日18:20〜18:30) FAX 024-535-3451
ふくしまFM(月〜木 17:10〜17:20、金 18:30〜18:40、土日14:55〜15:00) FAX 024-991-9800
※ラジオ福島(http://www.rfc.jp)、ふくしまFM(http://www.fmf.co.jp/)のホームページでも聴取可能
外務省ホームページ掲載の、世界各国にある大使館、総領事館に寄せられた応援メッセージ等のエピソード集です。実際の連帯や支援の一部に過ぎませんが、世界は日本、被災地と共にあることを感じていただければ幸いです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/episode.html