概要・目的
ボイラー・タービン主任技術者は、電気事業法に基づく発電用ボイラー、蒸気タービン、ガスタービン及び燃料電池発電所等の工事、維持、運用に係る保安の監督などを行う者であり、安全の確保及び、電力の安定供給を図るのが目的の資格です。
根拠法令
電気事業法(昭和39年法律第170号)第44条
試験概要
本資格の交付については、試験は実施しておらず、申請により学歴及び実務の経験に応じてなされます。
- 実施時期:随時受付
- 申請資格:学歴に応じた実務経験年数をもつ者 ※詳細は下記「申請資格について」を参照
- 受付:最寄りの産業保安監督部電力安全課
申請資格について
申請資格である「学歴に応じた実務経験年数をもつ者」とは、下表にある学歴に応じて、第1種ボイラー・タービン主任技術者においては下表の(1)~(3)につき、すべて満たしている者、第2種ボイラー・タービン主任技術者は(4)、(5)につき、共に満たしている者です。
学歴 | 必要な実務経験年数 | ||||
---|---|---|---|---|---|
第1種 | 第2種 | ||||
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | |
1)大学(機械工学)卒 | 6 | 6 | 3 | 3 | 3 |
2)大学卒 | 10 | 6 | 3 | 5 | 3 |
3)短大・高専(機械工学)卒 | 8 | 8 | 4 | 4 | 4 |
4)短大・高専卒 | 12 | 8 | 4 | 6 | 4 |
5)高校(機械工学)卒 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 |
6)高校卒 | 14 | 10 | 5 | 7 | 5 |
7)中学卒 | 20 | 15 | 10 | 12 | 10 |
8)一級海技士(機関)、特級ボイラー技士、エネルギー管理士(熱)又は、技術士(機械部門に限る)の2次試験に合格した者 | 6 | 6 | 3 | 3 | 3 |
(1)卒業後((8)においては資格等習得後)にボイラー又は蒸気タービンの工事、維持又は、運用に係わった年数
(2)(1)のうち、発電用の設備(電気工作物に限る。)に係わった年数
(3)(2)のうち、圧力5,880キロパスカル以上の発電用の設備に係わった年数
(4)卒業後((8)においては資格等習得後)にボイラー、蒸気タービン、ガスタービン又は、燃料電池設備(最高使用圧力が98キロパスカル以上のもの)の工事、維持又は、運用に係わった年数
(5)(4)のうち、発電用の設備(電気工作物に限る。)に係わった年数
お問合せ先
各地方産業保安監督部電力安全課
北海道産業保安監督部電力安全課 | 〒060-0808 札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第一合同庁舎 電話:011-709-1795 FAX:011-709-1796 |
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関東東北産業保安監督部東北支部電力安全課 | 〒980-8403 仙台市青葉区本町3-3-1 仙台合同庁舎 電話:022-221-4948 FAX:022-224-4370 |
関東東北産業保安監督部電力安全課 | 〒330-9715 埼玉県さいたま市中央区新都心1-1 さいたま新都心合同庁舎1号館 電話:048-600-0391 FAX:048-601-1301 |
中部近畿産業保安監督部電力安全課 | 〒460-8510 名古屋市中区三の丸2-5-2 電話:052-951-2817 FAX:052-951-9802 |
北陸産業保安監督署 | 〒930-0091 富山市愛宕町1-2-26 電話:076-432-5580 FAX:076-432-0909 |
中部近畿産業保安監督部近畿支部電力安全課 | 〒540-8535 大阪市中央区大手町1-5-44 電話:06-6966-6048 FAX:06-6966-6089 |
中国四国産業保安監督部電力安全課 | 〒730-8531 広島市中区上八丁堀6-30 広島合同庁舎2号館 電話:082-224-5742 FAX:082-223-6299 |
中国四国産業保安監督部四国支部電力安全課 | 〒760-8512 高松市サンポート3-33 電話:087-811-8586 FAX:087-811-8597 |
九州産業保安監督部電力安全課 | 〒812-0013 福岡市博多区博多駅前東2-11-1 電話:092-482-5519~5524 FAX:092-482-5973 |
那覇産業保安監督事務所 | 〒900-0006 那覇市おもろまち2-1-1 電話:098-866-6474 FAX:098-860-1376 |
最終更新日:2024年8月7日