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【60秒解説】 642万トンの食品が廃棄

スーパーに食品が並んでいるイメージ

いま、日本では、食べられるのに捨てられてしまっている食品(食品ロス)が、年間で642万トンもあります。これは、国連が食糧難に苦しむ国々に援助している総量(320万トン)のおよそ2倍です。

なぜこんなに食品ロスが?
背景には、「必要な量」よりも多くの食品を生産することが当たり前になってしまっているという実態があります。スーパーなどの小売店は、棚に並んだ食品を切らさないように、こまめに卸売やメーカーに注文しています。その注文にきちんと応えるために、卸売やメーカーでは常に余裕をもって在庫を抱えていることが多いのです。その結果、賞味期限が近づいて、廃棄されてしまう食品が多くあることがわかっています。
気象情報のビッグデータ
経済産業省では、日本気象協会と連携し、気象のビッグデータと食品流通のビッグデータをうまく組み合わせることで、食品ロスを減らそうとしています。過去の気温のデータと、その日に実際に売れた食品の販売データを分析することで、精度の高い予測を実際に計算しているのです。
ロスを40%削減できる可能性
その結果、食品ロスを30~40%減らすことができる、ということがわかりました。ただし、これはそれぞれの小売・卸売・メーカー企業が、バラバラで取り組んでも達成することはできません。各企業が予測を「共有」することで、全体としてのムダを減らすことが必要です。引き続き、経済産業省としては、各業界と協力しながら、研究を進めていきます。
最終更新日:2015年10月21日
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