【60秒解説】 遅れをとってる? 日本の未来

いま話題となっている人工知能(AI)。新しい技術で、さまざまなことが実現できると言われています。AIは、私たちの生活に、どのような影響をもたらすでしょうか。
- 実現する?自動運転
- 米Googleは、自動運転車で公道での走行試験を開始しました。また、日本の自動車メーカーも、相次いで自動運転に関する見解を発表。ハンドルを持たずに好きなことをしながら希望の場所へ、そんな映画のような未来が訪れるのでしょうか。
(自動運転車 ©Google) - 教育分野の変革も始まる
- また、インターネットを通じて、「生徒の理解度」に応じた授業が受けられるサービスもはじまっています。米国のMcGraw-Hill Education社では、200万人もの学生のデータをAIが分析して、学習プログラムを作っているのです。
- 日本もチャンスをつかめ!
- こうした具体的なビジネスを構想して注目されているのは、海外の企業ばかり。残念ながら、日本は遅れをとってしまっているのかもしれません。
- 経済産業省では、企業の経営者や、最先端の研究をしている学者を集めて、審議会「新産業構造部会」で議論をはじめました。少子化や人口減少が続いているなか、AIやビッグデータ解析などの新しい技術を、どうチャンスとして活かしていくのか。広い視野で、日本全体の経済・社会の将来ビジョンをつくるため、熱く議論していきます。
最終更新日:2015年10月27日