Tweet
【60秒解説】 日本も知らないクールジャパン

だいぶ耳に慣れてきた「クールジャパン」。この言葉を聞くと、「アニメの海外展開だね」、「今治タオルが主力だよね」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、まだまだ全国各地に眠る、優れた地方産品は多くあります。
- 500のwonder!そろえました
- そのような地方産品の多くは、それ単体で海外に発信するには力不足です。そこで、地方産品を「500個」まとめて、一丸となって海外にPRするプロジェクト「The Wonder500」を8月に立ち上げました。この500の品々は、海外展開のノウハウや人脈を持つプロデューサーが選んだものと、一般から公募されたものです。「ものづくり」、「食」、「観光体験」の3つの分野で選んでいます。今後、プロデューサーのアドバイスを受けながら、海外のバイヤーなどに発信していきます。
- 鍵は「新たなコンセプト」
- 「The Wonder 500」では、伝統だけでなく、洗練されたアイデアや戦略を重視しています。例えば、長野県小滝村の「コタキホワイト」という写真の商品。これは、お酒ではなく、地元のお米・小滝米(こたきまい)なのです。お米をオシャレなボトルに詰め、ギフトの高級感を売りにしたところ、そのコンセプトとデザインの斬新さが注目を集め、販売開始から1週間で1000本を完売するほどの人気ぶりです。
- 国内外での展示会、続々開催
- 11月から、国内・海外での展示会を本格的に実施します。まずは第一弾として11月6日(金)からの3日間、富山県にある国宝・高岡山瑞龍寺にて、「ものづくり」分野の342の地域産品を公開します。
最終更新日:2015年11月2日