経済産業省
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【60秒解説】 国の技術、使いませんか?

先日、国際標準を獲得した企業を紹介しましたが、今回は、それよりも前の段階として、製品をどううまく開発していくか、ということをご紹介します。

クレーストを薄く塗った新しいシール材の写真その1

水を通さない粘土膜
発電所やプラントにある無数の配管の継ぎ目。ここから高温高圧の蒸気などが漏れると大変危険です。そうならないように、継ぎ目のシール材にはアスベストが使われています。 アスベストに代わるものがないか探していたジャパンマテックス社は、産業技術総合研究所(産総研)の粘土膜「クレースト®」に目をつけました。そして、産総研やNEDOと一緒に研究開発をして、クレーストを薄く塗った新しいシール材ができたのです。
クレーストを薄く塗った新しいシール材の写真その2
希釈溶剤を使わない塗装
また、自動車や携帯電話の塗装には希釈溶剤が使われていますが、大気汚染の原因になっています。そこで、加美電子工業も、産総研の新技術をうまく使うことにしました。塗料に、高圧の二酸化炭素を混ぜ込むことで、希釈溶剤を使わずに塗装できました。
塗装している写真 希釈溶剤を使わずに塗装した写真 
技術を新商品に「橋渡し」
この2つの例に共通するのは、国と企業の技術をうまく組み合わせて、新しい商品やビジネスに「橋渡し」していること。国の産総研の技術だけでなく、地方の研究機関(公設試験研究機関)や大学も、技術をたくさん持っています。各地にある144もの研究機関と連携しながら、経済産業省は、中堅・中小企業の研究開発をサポートし、そしてその後の標準化の獲得まで見すえて、一貫して応援していきます。
最終更新日:2015年11月19日
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