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【60秒解説】 騙されてはいけない電力自由化5つの嘘
今年4月から自由化がスタートする電力小売。 新規参入などで、目にする機会も増えているかと思いますが、騙されてはいけない「嘘」に気をつけなくてはなりません。
「新しく契約した会社が倒産したら電気は止まってしまいますよ・・ 」
止まりません。今まで契約している電力会社(東京電力、関西電力等)から電気は供給されます。
「規模の小さい会社と契約すると電気が不安定になりますよ・・」
なりません。電気は同じ送電線から供給され、そこを流れる電気そのものの品質は同じです。なので、停電しやすくなったり、電気が止まったりということはありません。
「電力会社を変えると新たに電線を引かなくてはいけないですよ・・」
引く必要はありません。現在の電力会社が運営する送電線を引き続き使いますので、新たに自宅に電線を引く工事の必要はありません。
「スマートメーターに取り替えると費用がかかりますよ・・」
かかりません。スマートメーターへの取り替えは、今と同じ配送電部門が行うことになっており、個別の費用負担は原則ありません。
「4月までに何もしないと、電気が止まってしまいますよ・・」
止まりません。現在、供給を受けている電力会社から引き続き供給されることになります。
困ったら、「電力取引監視等委員会」まで!
上記の様な、「??」な勧誘があったり、疑問に思ったことに対しては、経済産業省の「電力取引監視等委員会」が相談窓口を設けています。
正しく理解して、十分に検討の上、選択をしてください。
最終更新日:2016年3月3日