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【60秒解説】脚光を浴びる、若手の天才ITクリエータ

深層学習する小型カメラの画像

経済産業省とIPA(情報処理推進機構)では、毎年、天才的な若手ITクリエータを発掘しています。今年も23人が卒業し、うち10人が特に卓越していると認定されました。

24歳の学生が作った、認識するカメラ

冒頭の写真の、手のひらサイズのカメラ。なんとこの小さな基盤に人工知能(AI)が搭載されているのです。リンゴを何度も見せることでカメラが認識して、「リンゴがありますよ」と教えてくれます。開発したのは、大学院生の土屋祐一郎(つちや・ゆういちろう)さん。24歳です。

カメラがリンゴだと認識した写真の画像2パターン
(カメラが、リンゴだと認識した映像)

カメラの数が増えるほど効率的に

IoT(モノのインターネット)が進むと、世の中のカメラの数は膨大になります。そのとき、すべてのカメラから映像データを丸ごと集めて分析するのは、通信に時間がかかるなど非効率です。現場のカメラが、人やクルマの混雑度合いや、生産ラインでの製品異常をただちに認識し、その事実だけを伝えてくれれば、効率的です。

1600人の天才を発掘した「未踏事業」

この天才の発掘・育成は、2000年から続けています。誰も取り組んだことがない前人未踏の分野を切りひらく人材を発掘しているので、「未踏事業」と呼んでいます。1600人を超える卒業生がいて、Google日本語入力、グノシー、SmartNewsなど、独創的なアイデアと技術で、社会を変えています。

天才が、天才を発掘する

未踏事業では、卒業生も審査員をしています。前例のない優れた人材を見極めるにも、やはり天才の目が必要だからです。見いだされた人材は、先輩の指導も受けながら、200万円の開発費で、9か月間、開発に没頭して、成果を出して卒業していきます。

認定証の授与式画像

最終更新日:2016年6月30日
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