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【60秒解説】電力自由化:切り替えてみると、意外な満足が
今年4月の電力小売自由化から、半年がたちました。電力会社との契約を切り替えた人や、切り替えなかった人が、率直にどのように考えているかについて、大規模なアンケート調査を行いました。
90%以上の人が知っている、電力自由化
電力事業に新規参入した多くの企業が、大々的に宣伝したこともあり、90%以上もの人たちが、電力会社を切り替えることができることを知っていました。
メリットがわからない、という声も
しかし、44%が「メリットがよくわからない」、37%が「なんとなく不安」という回答をしており、実際に切り替えることをためらっていることもわかりました。切り替えなかった人のうちの約30%近くは、複数の電力会社のプランを比較・検討しているのですが、実際に契約を変更するまでには至っていないのです。
切り替えてみると、意外と簡単
実際に変更した人たちに聞いてみると、80%以上が「変更の手続が簡単だった」と答えています。手続に要した時間も、約60%が「30分未満」で済んでいます。
切り替えてみると、想像していた以上の満足感
そして、実際に変更した人たちの約90%が、「自分が欲しいレベル以上」だったという回答をしています。また、月々の電気料金を意識するようになり、節電意識が高まったという人も約27%います。
日本全国で、これまで約6%の人たちが、電力会社を切り替えたり、料金プランを見直したりしています。この切り替えの動きを今後も応援して、公正な競争のもとで、消費者にとってわかりやすくメリットのある電力市場を目指しています。
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最終更新日:2016年10月13日