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なるほどケミカル・ワンダータウン
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電器店に行ってみよう 電器店 フロンってなに?
1.冷蔵庫が冷えるしくみ 2.フロンってなに?
3. オゾン層を守れ  
復習してみよう!クイズのコーナー (保護者・先生方へ)フロンの回収とその法律

冷蔵庫やエアコン、カーエアコンなどの冷やす機器の冷ばいとして使われてきたのが、『フロン』と呼ばれる化学物質です。フロンが使われる前には冷ばいとしてアンモニアなどが使われていましたが、もれた時に吸いこむと毒性が強かったり、とてもくさいなどの問題がありました。フロンは、20世紀のはじめにアメリカで開発されました。無色でにおいもなく、燃えにくく、無害で、金属をさびつかせにくいというとてもすぐれた性質を持っていました。ところが、1980年代、フロンがオゾン層をこわしていることがわかったのです。

オゾン層ってなに?

オゾン層がない時代には、生物は水中にしかすめませんでした。水中の植物の酸素が少しずつ大気中にでていき、20億年以上の時間をかけて、地球の周りにオゾン層ができてきました。オゾン層によって地上で生物が生活できるようになったのです。

太陽は地球にさまざまなめぐみを与えてくれますが、太陽から来る紫外線には生物にとって有害なものもふくまれています。その紫外線(しがいせん)から生物を守ってくれるのがオゾン層です。

オゾン層は空のずっと上のほうの成層圏(せいそうけん)で、膜(まく)のように地球をつつんで、太陽からくる紫外線を吸収してくれています。もしも、オゾン層がなかったら、強い紫外線が地球上に全部届いて、多くの生き物は死んでしまうでしょう。

イラスト:オゾン層
オゾン層をこわしてしまうフロン

フロンそのものは害はありません。ところが、フロンがオゾン層に届くと、オゾンを分解してしまうのです。成層圏のオゾンの量が少なくなると、地球に届く紫外線の量が増え、皮膚(ひふ)がんや白内障(はくないしょう)の発生率が増え、動物や植物の成長にも影響(えいきょう)をあたえることになってしまいます。

フロンはこわれにくいため、ゆっくりと成層圏までのぼっていきます。成層圏に到達する期間は10~15年もかかると言われています。いまオゾン層をこわしているフロンは、まだフロンがオゾン層をこわすことがあまり知られていなかった時代のものもふくまれているのです。また、フロンは100年もこわれないとも言われています。いったんフロンが大気中に出ると長い間オゾン層をこわし続けることになるのです。

イラスト:ニュージーランドのローダーにおける夏期のオゾン量と紫外線量
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