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電器店に行ってみよう 電器店 保護者・先生方へ フロンの回収とその法律
1. 冷蔵庫が冷えるしくみ 2. フロンってなに?
3.オゾン層を守れ  
復習してみよう!クイズのコーナー (保護者・先生方へ)フロンの回収とその法律
国際的なオゾン層保護対策

フロンによるオゾン層破壊の問題が認知されるようになり、国際的なオゾン層保護対策が行われています。1985年には国際的な取り組みとして初めて、「オゾン層保護に関するウィーン条約」が合意されました。1987年には具体的なオゾン層破壊物質の規制を含んだ「モントリオール議定書」が採択され、先進国には1995年までに特定フロン(特定フロン=CFC/クロロフルオロカーボン)の生産全廃が義務づけられました。

日本のとりくみ

イラスト:オゾン層保護対策のながれ日本では、ウィーン条約とモントリオール議定書を受けて、1988年に「オゾン層保護法」が制定され、1990年代後半には特定フロン(CFC)の出荷量はほぼゼロになりました。また、2001年には「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律(フロン回収破壊法)」が制定され、製品のなかにあるフロンの回収が義務づけられ、オゾン層を守るための取り組みが進んでいます。オゾン層を破壊しない代替フロン(破壊の原因となる塩素を含まないフロン)の開発と利用にも力が入れられました。

 
地球温暖化問題とフロン
イラスト:地球温暖化問題とフロン

ところが、フロンはもう一つ大事な地球環境問題に関係しています。それは地球温暖化問題です。生産が全廃された特定フロン(CFC)でも、二酸化炭素より強力な温室効果がありますが、塩素を含まない代替フロン(HFC)は二酸化炭素の数百から一万倍程度の温室効果があると言われています。

そこで、温室効果ガスの排出抑制を求めている「京都議定書」では、代替フロンを二酸化炭素同様に温室効果ガスと定めて先進国に温室効果ガスの排出削減目標を課しています。そのため代替フロンも特定フロン同様に、その回収が各種の法律で義務づけられています。現在、ノンフロン冷蔵庫も開発され、冷媒としてイソブタンなどの炭化水素類が使用されています。これらは、冷媒として50年以上にわたって使われてきた天然気体です。

フロン回収のしくみ

特定フロンにしても代替フロンにしても地球環境に悪影響をおよぼすことにかわりはありません。そこで、フロンを大気に放出させないために、消費者や事業者にフロンの回収と安全な廃棄を法律で義務づけています。

●「家電リサイクル法」(1998年制定)
対象となるのはエアコンと冷蔵庫です。冷媒や断熱材として使用されているフロンの回収が求められています。
●「自動車リサイクル法」(2002年制定)
使用済みとなった自動車のリサイクルを行うとともに、カーエアコンに使用されているフロンの回収が必要になります。
●「フロン回収破壊法」(2001年制定)
業務用の冷凍機器、エアコンなどに使用されている冷媒フロンの放出の禁止、回収破壊が義務づけられています。

私たちはエアコンや冷蔵庫など、フロンが使われている製品によって、便利で過ごしやすい生活を送ってきました。オゾン層を守り、地球温暖化を防ぐためには、フロンを大気中に出さないことが何より大切です。消費者、メーカー、回収・破壊業者がフロンのことを理解し、それぞれの責務を果たしていくことが必要です。

 
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