経済産業省
文字サイズ変更
なるほどケミカル・ワンダータウン
タウンマップへ戻る タウンマップの使い方へ
化学の探検に出かけよう! 自動車のショールーム (保護者・先生方へ)自動車と環境問題
1. 自動車って何でできてる? 2. 自動車が動くしくみ
3.環境にやさしい自動車  
復習してみよう!クイズのコーナー (保護者・先生方へ)自動車と環境問題
自動車と環境問題

ガソリンエンジンの自動車が発明されたのは1885年のことです。その後、様々な自動車が開発されていきましたが、1908年にアメリカのフォード社が大量生産を始め、自動車が広く普及するようになりました。

車社会となった日本

グラフ:自動車保有台数の推移日本で自動車の数が増えてくるのは1960年代からです。1967年には、アメリカに次ぐ世界第2の自動車生産国になり、1970年代になると、高速道路が整備され、自動車は「一家に一台」と言われるようになりました。貨物の輸送でも鉄道や船が主に使われていましたが、1970年代にはトラックが貨物輸送の主役となっていきました。

自動車の増加と光化学スモッグ

1970年代になると自動車の排気ガスによる大気汚染の問題が注目されるようになります。1970年、東京都杉並区の環状7号線ぞいにあった学校で、光化学スモッグが原因で生徒たちが目やのどが痛くなり、病院に運び込まれるという事件がありました。光化学スモッグは、自動車の排気ガスや工場の煙などに含まれる、窒素酸化物(NOx)や炭化水素が強い紫外線を受けて光化学オキシダントとなり、その濃度が高くなった状態です。光化学スモッグの被害はその後、大都市やその周辺にも広がっていきました。そのため、自動車の排ガスから窒素酸化物を減らす改良が行われ、光化学スモッグは減っていきました。

自動車の環境対策は?
イラスト:自動車から出る排気ガスによる温暖化

ところが、1台ごとの自動車から出る排気ガスの量は減少しましたが、自動車の数が増えたため、さらなる対策が必要となりました。そこで、排気ガスによる大気汚染が激しい大都市地域を対象として、窒素酸化物や浮遊粒子状物質を多く排出していたディーゼル車に対する排気ガスの規制を行う、自動車NOx法が1992年に制定されました。さらに、2001年には自動車NOx法・PM 法がつくられました。これによって、排気ガスの排出基準が定められ、古い自動車は車検が通らなくなりました。

また、地球温暖化問題も深刻になってきており、自動車メーカーでは、二酸化炭素(CO2)を排出しない電気自動車や燃料電池自動車など、エコカーの開発が進められています。国は、エコカーの普及につとめており、政府などで使われている一般公用車はエコカーに切り替えられました。

一人ひとりの取り組みが大切

地球温暖化対策など、環境に配慮して自動車を利用するためには、一人ひとりの心がけが大切です。

やさしい発進を心がける。
一定の速度で走る。
エンジンブレーキを使う。
エアコンの使用はひかえめに。
無用なアイドリングはやめる。
エンジンをかけたらすぐに発進する。
渋滞などの道路情報をチェックする。

などの工夫ができます。

ごみ問題と自動車

自動車を新車に買いかえたあとに捨てられる自動車も問題となっています。日本では年間約400万台が廃車になります。自動車の約80%はリサイクルされていますが、残りは粉砕して最終処分場に埋め立てられます。しかし、最終処分場が残り少なくなるなどの問題が起きています。そこで、国は2005年から自動車リサイクル法を施行し、リサイクルが行われるしくみがつくられました。2015年には車の95%がリサイクルされることになっています。

自動車はとても便利で、私たちの生活を豊かにしてくれました。ところが、自動車を使うことは排気ガスという化学物質を出し、使い終わった自動車は部品ごとにそれぞれの化学物質にもどることを忘れてはなりません。自動車を利用するにも、国や企業、一人ひとりが化学物質の管理をしなくてはならないのです。

前のページへ ページトップへ
サイトマップへ Flashバージョン自動車のショールームトップへ
サイトマップへ Flashバージョントップページへ 店頭へ戻る

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.