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産業技術メールマガジン/産業技術NEWS 第26号

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◆産業技術NEWS 2018年3月26日 第26号

読者の皆様へ
いつも産業技術メルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。
今回は、平成30年2月22日認可を受けて設立された『プリンタブルセンサーコード技術研究組合』についてご紹介します。
 

『プリンタブルセンサーコード技術研究組合』について

『プリンタブルセンサーコード技術研究組合』は、平成30年2月22日経済産業大臣の認可を受けて設立されました。
 
『プリンタブルセンサーコード』と『技術研究組合』という聞きなれない用語が並びましたが、まずは、『技術研究組合』について簡単に説明します。
『技術研究組合』は複数の企業や大学独立法人等が共同して試験研究を行うために、技術研究組合法に基づいて、大臣認可により設立される法人です。
詳細については、以下のホームページをみていただければと思います。
参考:経済産業省ホームページ「技術研究組合制度」www.meti.go.jp/policy/tech_promotion/kenkyuu/01.html外部リンク
つまり、この技術組組合は、『プリンタブルセンサーコード』の試験研究を行うことを目的とした組合です。
 
では、その技術である『プリンタブルセンサーコード』とは何か。
これは、印刷可能な感温センサーのことだそうです。印刷可能な感温センサーは、何ができるか。それは、ラベル、パッケージ等に感温センサーを印刷することで、物流過程や品質管理、トレーサビリティにおいて、製品の温度管理が簡易に可能となります。
しかし、これには、インクの技術、印刷の技術、ソフトウェアの技術を統合し、実用化を図らなくてはならないのです。
既存の温度センサー(IoTデバイス)は、CPU、メモリー、通信チップ、温度センサー、電池という要素から構成されることが多く、精度が高いもののコスト削減に限界があり、電池の関係で償却処分ができない、センサー設置場所の温度を取得する等の課題があります。
それらの課題を克服すべく、CPU、通信チップ、電池等については、スマートフォンを活用し、温度センサー、メモリー機能を担う色素はコードとしてパッケージに印刷することとした。コスト削減、償却処分、製品自体の温度を取得の実現が期待されています。
 
コードはカラーで印刷するので、普及型プリンタと感温インクを組み合わせ、スマートフォンでそれをスキャンするというモデルです。そのことで、製品の温度履歴を取得することが可能になります。
今見ているコードが製品の温度によってカラフルになるイメージでしょうか。少し不思議な感じですね。
開発課題としては、1.コードフォーマットの策定、2.コード安定して印刷できる環境(インク、紙、プリンタ)の構築、3.耐久試験の実施、他が挙げられています。
この技術組組合は、「オープンイノベーション」つまり、自社以外の異業種、異分野の会社等が持つ技術を組み合わせて開発を進めているそうです。自社の技術で上記技術課題が解決できそうな場合は、下記組合まで問い合わせてみてはいかがでしょうか。
 
【参考】
プリンタブルセンサーコード技術研究組合
http://www.scoded.org/外部リンク
 
経済産業省ホームページ「技術研究組合制度」
www.meti.go.jp/policy/tech_promotion/kenkyuu/01.html外部リンク
 

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