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次世代ヘルスケア産業協議会
主旨
健康寿命延伸分野の市場創出及び産業育成は、国民のQOL(生活の豊かさ)の向上、国民医療費の抑制、雇用拡大及び我が国経済の成長に資するものと考えられます。
このため、健康寿命延伸分野における民間の様々な製品やサービスの実態を把握し、供給・需要の両面から課題や問題点を抽出・整理し、対応策を検討するため、「日本再興戦略」に基づき、官民一体となって具体的な対応策の検討を行う場として、平成25年4月、「健康・医療戦略推進本部」のもとに「次世代ヘルスケア産業協議会」を設置しました。経済産業省は同協議会の事務局を務めるとともに、関連施策を推進しています。
運営要領等
主な検討事項
議論を要する大枠毎ワーキンググループ(WG)を設置し、以下の検討課題を中心に必要な施策につ議論を進めています。
- 新たな健康関連サービス・製品の市場創出のための事業環境の整備(グレーゾーン解消等)
- 健康関連サービス・製品の品質評価の在り方
- 企業、個人等の健康経営・健康投資を促進するための方策 等
新事業創出WGにおける検討事項
※平成26年11月、「事業環境WG」と「品質評価WG」が統合し「新事業創出WG」となりました。
- 健康寿命延伸分野の新たなサービス・製品の実態、利用者のニーズ等を把握し、グレーゾーン解消に係るニーズの類型化を行う。
- 類型化を踏まえて対応の方向性を検討し、民間の取組事例(ベストプラクティス)の共有、グレーゾーン解消に関して政府が策定するガイドラインの改善拡充等に向けた提言を行う。
- 品質評価・認証に係る国内・海外事例の収集・整理を通じ、品質評価・認証等を導入することで、健康寿命延伸分野のサービス・製品等の利用促進が果たせる領域等を特定する。
- そのうえで、品質評価のための基準の在り方、認証等の仕組みの構築に向けた具体的な認証スキームの検討を行う。
健康投資WGにおける検討事項
- 健康増進・予防事業の先進事例を収集・分析し、投資対効果を明らかにするとともに、従業員の健康状態の傾向を業種別に指標化することで、健康サービス利用への投資を促す。
- 産業界の健康経営の取組事例(ベストプラクティス)を収集・分析し、データヘルス計画とも連携を図りながら、「健康経営銘柄」等、経営層への効果的な働きかけの手法について検討を行う。
未来イノベーションWGにおける検討事項
- 2040 年の将来における日常生活を含めた国民の暮らしの中に、ICT、AI、ロボット等が溶け込んでいる社会システムという目標・将来像を作成する。
- その中で、変容していく医療介護サービスを想定した場合に、必要になる技術・サービスを抽出する。
- 上記を実現するためのムーンショット型プロジェクトの立ち上げ・ロードマップの策定、インテリジェンス機能の実現、民間投資・イノベーション活性化、政府の研究開発戦略の在り方についての検討を行う。
メンバー
座長
永井 良三 自治医科大学 学長
委員
相澤 孝夫 一般社団法人日本病院会 会長
木村 毅 一般社団法人健康食品産業協議会 会長
斎藤 敏一 公益社団法人スポーツ健康産業団体連合会 代表理事・会長
櫻田 謙悟 一般社団法人日本経済団体連合会 社会保障委員長
佐野 雅宏 健康保険組合連合会 副会長
末松 誠 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 理事長
瀬尾 卓史 一般社団法人電子情報技術産業協会 ヘルスケアインダストリ部会 部会長
妙中 義之 国立研究開発法人国立循環器病研究センター研究所 名誉所員
辻 一郎 国立大学法人東北大学大学院医学系研究科 教授
辻 哲夫 国立大学法人東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授
津下 一代 あいち健康の森健康科学総合センター センター長
土田 誠行 株式会社INCJ専務取締役共同投資責任者(Co-CIO) ベンチャー・グロース投資グループ長
中山 讓治 日本製薬工業協会 会長
松永 守央 九州ヘルスケア産業推進協議会 会長
水田 邦雄 一般社団法人シルバーサービス振興会 理事長
森 晃爾 産業医科大学産業生態科学研究所 教授
横倉 義武 公益社団法人日本医師会 会長
渡部 眞也 一般社団法人日本医療機器産業連合会 会長
(50音順、敬称略)
開催状況
お問合せ先
商務・サービスグループ ヘルスケア産業課
電話 03-3501-1790(直通)