背景・概要
花粉症問題の解決に向けては、これまで長い間、各省庁で取組が行われてきました。花粉症の有病率は令和元年(2019年)時点で4割超にのぼるとの関係学会(※1)の調査データもあるなど、花粉症は未だ多くの国民を悩ませ続けている社会問題と言えます。
そこで、2023年4月14日に、花粉症について適切な実態把握を行うとともに、発生源対策や飛散対策、発症・ばく露対策等に、政府一体となって取り組むため、「花粉症に関する関係閣僚会議」が設置されました。ここでとりまとめられた花粉症対策に基づき、経済産業省としても取り組みを進めていきます。
※1:日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会
政府の花粉症対策3本柱について
政府では花粉症対策の3つの柱として、①発症等対策②発生源対策③飛散対策を実施しています。1つ目の柱の発症等対策は、個々人でできるスギ花粉症への対処法としての、アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法、皮下免疫療法)等です。また、2つ目の柱の発生源対策では花粉の発生源となるスギ人工林を約2割減少させることを目標として、スギ人工林の伐採や植替え等の加速化を推進します。そして3つ目の柱の飛散対策では、精緻化されたスギ花粉飛散量データを民間事業者に提供することにより、民間事業者が行うスギ花粉飛散量の予測の精度向上を支援します。
花粉対策に資する産業界の取り組みについて
産業界においても、花粉症対策に資する商品の普及・開発が進められています。
最近の取組について
経済産業省の施策に関連する取り組みをまとめております。
健康経営に取り組む企業向けに、花粉症対策の在り方についての記事が公開されました。 2024年2月23日(金・祝)に開催されたイベント「もっと知ろう!花粉症対策のこと」(経済産業省・環境省・花粉問題対策事業者協議会共催)の記事が公開されました。 スギ花粉症について日常生活でできることについてまとめた、リーフレットが公開されました。
健康経営に取り組む企業向けに、花粉症対策の在り方についての記事が公開されました。 2024年2月23日(金・祝)に開催されたイベント「もっと知ろう!花粉症対策のこと」(経済産業省・環境省・花粉問題対策事業者協議会共催)の記事が公開されました。 スギ花粉症について日常生活でできることについてまとめた、リーフレットが公開されました。
お問合せ先
商務・サービスグループ ヘルスケア産業課
電話:03-3501-1511(代表)
最終更新日:2024年3月21日