産業保安システムにおける手続情報の表示不備について(電気事業法関連手続)
2023年3月27日
保安ネットにおいて、20日に小規模事業用電気工作物の電子届出の受付を開始したところ、改修プログラムに不備があり、電気事業法に基づく手続に関して、事業者の手続履歴に関する情報※1が同機能の公開から約10時間にわたり閲覧可能な状態にありました※2。
今回、一時的に閲覧可能な状態にあった情報の一部には、約7,000件の設置者又は提出者の氏名の情報が含まれておりました。このような事態は極めて遺憾であり、深くお詫び申し上げます。
経済産業省としては、委託先であるアクセンチュア株式会社に対し、他の事業者の手続履歴に関する情報が一時的に閲覧可能な状態が発生した期間に保安ネットにアクセスしたことが判明している約150の利用者に対して、お詫びと経緯に関する事実関係についてお伝えするとともに、当該情報を保有していないかの確認と当該情報を保有している場合の削除のお願いを行うよう指示いたしました。
また、委託先であるアクセンチュア株式会社に対し、厳重注意を行うとともに、今後、このような事態が生じないよう、再発防止の徹底を図ってまいります。
※1 手続履歴とは、ステータス、管理番号、手続名、提出日、受理日、施行日、設置者 法人/個人名称、事業場名称、事業場番号、事業場・都道府県、提出者 法人/個人名称、保安法人名、受理番号、通知番号、提出先監督部になります。
※2 今回、一時的に閲覧できる状態にあった手続履歴に関する情報は、あくまで上記※1の情報のみであり、個々の手続の詳細な内容については、閲覧できる状況ではありませんでした。また、上記の情報は、産業保安システムの画面上でのみ閲覧可能な状態であり、エクセルやテキスト等、電子ファイルの形式で出力することはできない状況でした。